30周年を迎えた「ヤッターマン」が、再び盛り上がりを見せているなり。1月14日から放送が始まるアニメ版の新作に加え、2009年春の公開を目指して製作される三池崇史監督の実写映画版、「ヤッターマン」の情報を総合的に扱う「ヤッターマン総合ポータルサイト」の開設、新たなキャラクター玩具の展開と、昨年から今年、そして来年にかけて「ヤッターマン」は再ブーム期を迎えているなりよね。

一連の「ヤッターマン」関連で、特に注目されているのは実写映画版。個性的なキャラクターや「ヤッターワン」をはじめとするメカの数々を、果たしてどのように実写で表現するのか、本当に表現しきれるのかは、ファンならずとも気になるところなりよ。現時点で公開されている情報はまだ少なく、主人公のガンちゃん役に嵐の櫻井翔、相棒のアイちゃん役に福田沙紀が起用されることと、予告編が一部テレビ番組で放送されたのみ（公式ページでは未公開）。まだ劇場公開が1年以上先のことなので仕方がないなりが、早く情報を知りたいとウズウズしているファンも多いなりね。

そんな状況の中、昨年12月に「ドロンジョ役に深田恭子」なる噂がネットを駆けめぐったなりよ。その噂の発信源となったゲンダイは、業界ではすでにドロンジョ役に深田恭子が抜擢されたという情報が流れており、「（イメージが）いくらなんでも正反対すぎる」と騒然としていると伝えていたなりね。

深田恭子はどちらかというとお姫様系のポワポワとした女優なので、これまでネットを中心に、ファンの間で名前が挙げられてきた杉本彩、小池栄子、土屋アンナ、にしおかすみこらに比べると、キャラクターマッチ度が低いとの声が強く、「本当に深田恭子なのだろうか…」と物議を醸していたなりよ。そもそも露出の高い、お色気要素満点なボンテージファッションに身を包んだ深田恭子を想像できないという人も少なくないなりね。

でも。どうやら本当にドロンジョ役は深田恭子で決定したようなり。日刊スポーツによると、映画「下妻物語」のロリータ少女や、ドラマ「富豪刑事」で見せたゴージャス女刑事などのコスプレものでの存在感と、「憎めないヒール」を表現できるであろう深田恭子のコメディーセンスが起用のポイントになったそう。

櫻井翔、福田沙紀、深田恭子と徐々にキャストが固まってきた実写映画版の「ヤッターマン」。まだ未発表のボヤッキーとトンズラーが誰になるのか、キャスト発表が待たれるなり。