数々の名アニメを世に送り出したタツノコプロの代表作として、放送開始から30余年が経ったいまもファンの多い「ヤッターマン」。来年1月からはアニメのリメイク版が日本テレビ系でスタート、再びブーム再燃の兆しを見せているなりが、もうひとつ「ヤッターマン」の大きなトピックといえば、今年4月に発表された実写映画化の話題なりよね。

実写映画版の「ヤッターマン」は、クエンティン・タランティーノが大ファンということでも知られている、「多作の人」三池崇史監督。年間に何本メガホンを執るのかとビックリしてしまうようなペースで映画を撮り続けるパワフルな監督なり。そして、4月の製作発表時点ではキャストに関する情報は明かされなかったなりが、11月26日には主人公のガンちゃん（高田ガン、ヤッターマン1号）役に嵐の櫻井翔が起用されることが発表されたなりよ。アニメの実写化の場合には誰もが納得できるキャスティングは難しく、櫻井翔の人選にも疑問符を付けるファンはいるなりが、納得できる範囲との声が多い印象なりね。

でも、ガンちゃんよりも気になるのは、ほかのキャストたち。ヒロインのアイちゃんや敵役にして裏主人公とも言えるドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの「ドロンボー」3人組に誰が起用されるのかはファンの間でも注目のトピックなりが、その中の一人、ドロンジョのキャストについてゲンダイが「深田恭子説」を伝えているなりよ。

ゲンダイによれば、業界ではすでにドロンジョ役に深田恭子が抜擢されたという情報が流れており、「（イメージが）いくらなんでも正反対すぎる」と騒然としているそう。確かに、ボンテージファッションが似合う、セクシーな女優という点がドロンジョを演じる第一条件と言えるだけに、どちらかというとフワフワとした「お姫様系」の深田恭子はイメージが異なるなりよね。これまでネットを中心に、ファンの間で名前が挙げられてきた杉本彩、小池栄子、土屋アンナ、にしおかすみこ（これはそのままなりが）らに比べると、キャラクターマッチ度が低いと言わざるを得ないなり。

とはいえ、この「深田恭子説」もまだ噂の段階。ほかの面々も含めて、どのようなキャストが起用されるのか、正式発表が楽しみなりね。