「おいしいと思う」ペットボトルの緑茶飲料、人気のトップは?

2007/12/17 16:03 Written by コ○助

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2004年から2005年にかけて市場が急成長を遂げたものの、飲料メーカー各社が競って新商品を投入したことで飽和状態となり、2006年には早くも市場縮小に転じた緑茶飲料。そのため、今年は従来の緑茶飲料にはなかった「プレミアム感」をプラスした、高級路線の緑茶飲料が相次ぎ登場したなりよ。京都の上林春松本店と共同開発した「綾鷹」(日本コカ・コーラ)、「プレミアムお〜いお茶」(伊藤園)、「生茶水出し玉露入り」(キリンビバレッジ)など、茶葉にこだわったり、老舗茶舗が監修したりと、あの手この手で「プレミアム感」を演出しているなりね。

そんな緑茶飲料について、C-NEWSが「緑茶飲料のブランドの認知率や利用状況、評価の現状などに関する調査」を実施、消費者が「おいしいと思う緑茶」の傾向が明らかにしているなりよ。どのような結果になっているのか、簡単に概要をまとめておくと。

・「おいしいと思う緑茶」は「綾鷹」が1位。以下、「伊右衛門」「お〜いお茶」「生茶」「辻利」(※京都の辻利一本店と共同開発)と続く。
・「今後もっとも飲みたい緑茶」は「伊右衛門」が1位。以下、「お〜いお茶」「生茶」「へルシア緑茶」「綾鷹」と続く。

ということで、「おいしいと思う緑茶」では、今年10月に発売されたばかりの「綾鷹」がトップに。創業200年以上の老舗茶舗「福寿園」と共同開発した「伊右衛門」は、「綾鷹」に及ばなかったなりね。でも、「伊右衛門」は「おいしいと思う緑茶」で2位、「今後もっとも飲みたい緑茶」で1位と、全体からすれば「最も評価の高い緑茶飲料」と言っても良さそうなり。

ちなみに、日経NEEDが11月末にまとめた緑茶飲料のブランド別シェアは次のとおり(対象はコンビにのみなりが、参考までに)。

1位 「お〜いお茶」(伊藤園)
2位 「伊右衛門」(サントリー)
3位 「生茶」(キリンビバレッジ)
4位 「ヘルシア」(花王)
5位 「綾鷹」(日本コカ・コーラ)
6位 「辻利」(JT)

1989年から一貫して同じブランド名での商品展開が続く「お〜いお茶」は、認知度の高さを背景に、ダントツのシェアを誇るなり。現在の緑茶飲料の現状を簡単にまとめれば、古参の巨人である「お〜いお茶」に、中堅の「伊右衛門」がジワジワと迫り、超新鋭の「綾鷹」が頭角を現してきたといった感じなりか。

皆さんは緑茶飲料、好きなブランド、おいしいと思うブランドはあるなりか?

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