未成年の息子に運転させた酔っ払い父親、実は息子も泥酔。

2007/11/16 13:04 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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以前narinari.comのコラムで、出かけ先で泥酔し運転が不可能になったヴァージニア州の男性が、なんと14歳の息子に帰り道をドライブさせて逮捕された、というニュースをお伝えしましたが、今回もなんだか似たような事件が起こりました。

今回逮捕されたのは、ミシガン州に住む41歳の男性。トラックで市営公演に出かけ、その車内でビールなどを飲酒してしまったのです。そして急激に酔っ払った男性は先の事件と同様、息子(13歳)にハンドルを握らせます。ところが父親も気が付かなかったのですが、なんとその息子も「泥酔」状態だったとか……。軽く酔っ払ったとかじゃなくて、泥酔。息子よ、そういう時は正直に父に白状しろってば(汗)。アブないなぁ、本当に……。

そしてお約束で運転を誤った少年は、トラックをぬかるみに突っ込ませ立ち往生。通りかかったパトロール中の警察官に発見されてしまったそうな。

今回の事件で、父親には「子供を危険な状態にさらした」罪、「薬物やアルコールの影響下にある人物に運転を強要または許した」罪、そして「無免許の未成年者に運転をさせた」罪と、3つの罪状が付きました。そしてもちろん少年も、飲酒運転と無免許運転の容疑で少年審判所送りです。この父子の間だけで、まさに5つの法律違反なんですが、いやぁ弁護士代が一体どれだけすることになるか……。

クライアントが2人以上なら割引OK、なんて都合のいいこといってくれる弁護士、どこかにいませんか(笑)? 法律家の多い米国だもの、もしかしたらアリな話です。

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