ソニーの謎の新製品「Rolly」、正体は自ら踊る「ハロ」風プレーヤー。

2007/09/02 02:12 Written by コ○助

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ソニーが未発表の新型音楽プレーヤー「Rolly」のプロモーションサイト「Rolly-show」と、ブログ「Rolly-show BLOG」を開設したのは8月20日のこと。「9月に発売する」「サウンドエンターテインメントプレーヤー」「(ソニー担当者の個人的な感想は)出会いは『おーっ!!』、触れて『ほーっ!!』、眺めて『えーっ!!」という断片的な情報だけが公開され、「Rolly」のビジュアルや具体的な製品コンセプトが明かされていないことから、「どのような製品が飛び出すのか」と注目を集めているなりね。これまで携帯音楽プレーヤーの分野でアップルの後塵を拝してきたソニーが、ついに本当の意味での「iPodキラー」を投入するのではないか。そんな期待感も高まっているなりよ。

でも、9月10日前後に発表されると見られている「Rolly」は、そんな消費者の期待感や想像を遙かに超越した、ちょっと毛色の異なる製品のようなり。YouTube上には「Sony Rolly - Commercial」と名付けられた動画をはじめ、いくつか「Rolly」のプロモーションムービーと思われる動画が公開されているなりね。

動画に映し出されているのは携帯音楽プレーヤーの類ではなく、エンターテインメントロボットのようなたたずまいの製品。音楽に合わせて回転しながら踊るタマゴ型の物体が「Rolly」の正体のようなりよ。日本人なら、その動きはどこかで見たことが……と感じる人も多いはず。そう、「機動戦士ガンダム」に登場したロボット「ハロ」のような、「耳」の部分が音楽に合わせて小刻みに動くという、純粋な音楽プレーヤーにはない変わったアクションを見せてくれる製品だったなりね。

ちなみに、ソニーは2002年にパシフィコ横浜で行われた「ROBODEX2002」において、「ヒーリングクリーチャー」と呼ばれる球形のデザインを採用したロボット「Q.taro」を出展しているなり。この「Q.taro」は床に転がしておくと、光を放ちながら動き回るというロボットだったなりが、「オーディオ機器を接続すると音に合わせて踊る」と紹介されていたなりね。本体には36個のセンサーが内蔵されており、障害物を認識しながら自律的にゴロゴロと動く、とも。ひょっとすると、「Rolly」は「Q.taro」で培った技術をベースに開発が進められた製品の可能性もあるなりよ。

まだソニーから正式に発表されたわけではないので、「Rolly」がどのような製品なのかは推測の域を出ていないなりが、もしYouTubeにアップされている動画がホンモノならば、ある意味「画期的」な製品であることは間違いないなりね。「iPod」とはまったく別カテゴリの製品という印象ではあるなりが……。

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