「水曜どうでしょう」が鳥取砂丘の砂を違法採取、地元放送で発覚。

2007/08/09 22:03 Written by コ○助

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いまや役者として全国区の人気となった大泉洋の出世作にして、番組自体も「ローカル発のヒット番組」の草分け的な存在でもある北海道テレビ放送の「水曜どうでしょう」。1996年の放送開始からもう10年強、2002年9月にレギュラー放送が終了してからも5年近くが経過しているなりが、過去の企画を放送するネット局の拡大やDVD「水曜どうでしょうDVD全集」の好セールスも相まって、今なお根強い人気を誇っているなりよね。また、不定期で放送される長編の新作も評判が良く、新たな「水曜どうでしょう」ファンを取り込みながら、大泉洋を中心とする「水曜どうでしょう」ワールドは広がっているなりよ。

そんな「水曜どうでしょう」に、よもやの不祥事が発覚したなり。7年前の企画「原付西日本制覇 第1夜」の中で、鳥取砂丘を訪れた一行が砂丘の砂を採取していたなりが、これが自然公園法の禁止事項に抵触していることが判明。北海道テレビ放送が謝罪する事態に発展したなりよ。

なぜ7年前の企画が、いまこのタイミングで問題視されたのか。それは「水曜どうでしょう」の人気の高まりとともにネット局が拡大。鳥取砂丘の地元・鳥取では日本海テレビが放送しているなりが、今年7月上旬に「原付西日本制覇 第1夜」を放送したところ、番組を見た視聴者から鳥取市役所に「法律違反なのではないか」との問い合わせが相次いだというなりよ。読売新聞によると、指摘を受けたのは「2000年4月、鳥取砂丘で、砂を詰めた袋を、タレントの大泉洋さんらがミニバイクに積んで持ち去る場面。テロップには『20キロ・グラム』と流れた」シーン。

北海道テレビ放送は番組公式ページに掲載したお詫びの中で「番組ディレクターには法に抵触する認識がなかった」とした上で、「たいへんご迷惑をおかけしました」と謝罪。どうやら番組ディレクターは鳥取砂丘近くのレストハウス周辺に飛び散った砂を採取したため、問題はないと判断していた(北海道新聞)ようなり。

知らなかったこととはいえ、法律違反は法律違反。今後同じようなミスを起こさないためにもしっかりと反省をした上で、より良い番組作りに励んで欲しいものなり。

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