大容量の激安メディアが「超品薄」傾向に、お盆前に争奪戦の様相。

2007/08/07 04:26 Written by コ○助

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高画素化の進むデジタルカメラ、枚数を気兼ねなく撮影するには、やはり大容量のメディアは必携アイテム。少し前までは大容量と言われた512MBクラスも、今となっては物足りなさを感じることもしばしば、最初から2GBクラスや4GBクラスのメディアを購入する人が増えているなりよね。コ○助もデジタルカメラには2GBのSDカードを使用しているなりが、最高画質で撮影し続けてもなかなか容量上限に到達する気配がなく。8年ほど前に7,000円近くで購入した4MBのスマートメディアで、枚数を気にしながら撮影していた経験を持つ身としては、「枚数を気にしない」という有り難い状況が逆に落ち着かなかったりするなりよ(笑)。

それにしても、ギガバイトクラスのメディアがこれほどまでに一般に普及したのは、ひとえに価格が安いから。もちろん、購入する人が多いから価格も下がるという好循環を生み出しているのは間違いないなりが、それにしたってここ1〜2年の大容量メディアの安さは異常なりね。例えば秋葉原の激安店を巡ると、台湾メーカーのメディアが格安で販売されているのをよく見かけるなりが、最も価格が安いSDカードやminiSDカードは512MBクラスは1,000円以下のものもザラ。1GBは1,500円以下、2GBでも2,000円前後と、ビックリするような価格のものも多いなりよ。台湾メーカーのメディアにつられるように、日本メーカーのメディアも続落しており、消費者にとっては非常に有り難い状況が続いているなりね。

そのため、当然、多くの人が安い大容量メディアを求めて小売店へ買いに走るわけなりが、世間のお盆休み期間を前にその購入熱がヒートアップ。いま、「激安」と呼ばれる大容量メディアは争奪戦の様相を呈しているなりよ。お盆休み期間には物流もストップするため、小売店の在庫が補充されなくなるケースが多いことも、この争奪戦に拍車をかけているようなり。

デジタルARENAが行っている秋葉原の大容量メディア調査によると、今週はすでに「在庫に関しては各店とも減少傾向にあるようで、特に大容量の低価格メディアを中心に明らかな品薄感が見られた」そう。また、「高速タイプで大容量のメディアは需要の高さに比べて供給量が追いついてないこともあって、品切れや値上がりになるものが多い」というなり。

もし、お盆休み期間中に旅行を計画していて、大容量のメディアが必要だと思っているならば、すぐにでも買いに走ったほうが良さそうなりよ。デジタルARENAの調査は秋葉原が対象ではあるなりが、恐らく全国的に同じような傾向が見られるはず。「もっと待てば価格が安くなるかも」と価格の推移を見守っていて、いざ買おうと思ったら在庫切れや値上げに転じしまった……なんてことも、十分考えられるなり。購入を検討している人はお早めに。

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