11歳と14歳の少年2人、1ドルショップを「水鉄砲」で強盗する。

2007/05/16 13:05 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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カンザス州、カンザスシティーの郊外にあるリーベンワースという町では、最近強盗の被害が相次いでいました。人口35,00人と、そう大きくもない住宅の広がる一見のんびりとした場所ながら、ここ数週間で13件の強盗事件が発生。警察もパトロール強化で対応していたそうです。

そんなある日、とある1ドルショップに2人連れの男が押し入ったと通報が。一人が武器を手にして店員を脅している間、もう一人がレジからお金を奪い取ろうとしたとのこと。しかし警察が駆けつけてみると、そこにはまだまだ幼い顔だちの少年たちが立てこもっていたのです。なんてこった。彼らがその強盗犯人だったとは。

それでも少年とはいえ、手には銃らしきものを持っており、逃げ出したのを、ただ追いかけるのも危険な状態。警察も取り押さえるのに手間取ったそう。

しかし、捕まえてみると意外な事実が。彼らが持っていた「武器」は、なんと単なるおもちゃの水鉄砲(笑)。ある意味子供らしいとはいえ、まさか水鉄砲とは……。しかしながら、カンザス州の法律では、武器の危険度で強盗の罪が重くなったり軽くなったりすることはないそうで、少年たちも未成年ながら、それ相当の罰をきっちり受けることになるそう。すでに少年院に収容された彼らは、今後裁判で裁かれる予定です。


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