NTTドコモ、「904i」シリーズ5機種や定額制音楽配信サービスを発表。

2007/04/23 18:57 Written by コ○助

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先日、次期シリーズとなる「N904i」が、正式発表に先駆けて世界最大のデザインイベント「ミラノサローネ」(イタリア・ミラノ)に出展されたというニュースをお伝えしたなりが、この「N904i」を含む「904i」シリーズ5機種が23日に正式発表されたなりよ。NTTドコモは昨年10月発表の「秋冬モデル」では14機種、今年1月発表の「春モデル」では10機種を揃えているだけに、「904i」シリーズの5機種という数は少し寂しい印象なりが、「904i」シリーズの後に、さらなる新端末が控えている可能性もありそうなりね。

それでは、発表された「904i」シリーズの特徴やスペックを簡単にまとめておくなりね。(※は新サービス)

◎「D904i」(三菱電機製)
・2.8インチ、262,144色表示のTFT液晶を搭載。
・オートフォーカス対応の320万画素CMOSカメラを搭載
・9シリーズ最薄の16.8ミリを実現。
・端末を振るだけで機能が連動する「モーションコントロール」対応。
・定額制の音楽配信サービス「うた・ホーダイ」に対応。(※)
・2つの電話番号とメアドを使える「2in1」に対応。(※)
・横表示対応のフルブラウザを搭載。
・Windows Media Audio(WMA)に対応。
・FMトランスミッターを搭載。
・声に反応してロックが解除される「ボイス認証」を搭載。
・外部メモリはmicroSDメモリーカード。
・本体色はブリリアントピンク、ミラーブラック、スーパーホワイト、ミラーワインの4色。

「D904i」は三菱電機お得意のスライド式端末。モーションコントロール(加速度センサー)によって、端末を振ったり、傾けたりすることに機能が連動するなりよ。例えば端末を左横に倒すと自動的に横向きのワイド画面表示に切り替わる、など。使い始めたらクセになりそうな機能なりね。

◎「F904i」(富士通製)
・3.1インチ、262,144色表示のTFT液晶を搭載。
・オートフォーカス対応の320万画素CMOSカメラを搭載。
・ワンセグに対応。
・ディスプレイをスイングすると機能が起動するヨコモーションケータイ。
・定額制の音楽配信サービス「うた・ホーダイ」に対応。(※)
・2つの電話番号とメアドを使える「2in1」に対応。(※)
・横表示対応のフルブラウザを搭載。
・Windows Media Audio(WMA)に対応。
・指紋認証機能を搭載。
・専用マイク付きリモコンを同梱。
・外部メモリはmicroSDメモリーカード。
・本体色はbordeaux(ボルドー)、noir(ノアール)、blanche(ブランシェ)、champagne(シャンパーニュ)の4色。

「F904i」は3.1インチという、携帯電話としては最大級の液晶を搭載。その大画面を活かすべく、今回発表された「904i」シリーズでは唯一ワンセグに対応しているなりね。照光センサーによる「明るさ自動調整機能」や、メールを作成しながらワンセグを視聴する「マルチウィンドウ」、字幕を大きく表示する「アドバンストモード」対応など、ワンセグ周りの機能も充実しているなりよ。

◎「N904i」(NEC製)
・3.0インチ、262,144色表示のTFT液晶を搭載(480×854ピクセルの表示が可能)。
・ウルトラデジタル手ブレ補正&オートフォーカス対応の320万画素CMOSカメラを搭載。
・世界的なデザイナー、ステファノ・ジョバンノーニ氏とのコラボモデル
・最大3.6Mbpsの高速通信が可能な「FOMAハイスピード」に対応。
・定額制の音楽配信サービス「うた・ホーダイ」に対応。(※)
・2つの電話番号とメアドを使える「2in1」に対応。(※)
・Windows Media Audio(WMA)に対応。
・横表示対応のフルブラウザを搭載。
・外部メモリはmicroSDメモリーカード。
・本体色はDay and Night、Orange Cut、Urban Blue、Pink Sodaの4色。

「N904i」は、携帯電話としては圧倒的な解像度となる、ワイドVGA(480×854ピクセル)に対応した端末。また、ステファノ・ジョバンノーニ氏とのコラボや、今回発表された「904i」シリーズでは唯一の「FOMAハイスピード」対応端末など、トピックの多い端末なりね。

◎「P904i」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)
・2.8インチ、262,144色表示のTFT液晶を搭載。
・6軸手ブレ補正&オートフォーカス対応の320万画素νMaicoviconカメラを搭載。
・新しいカスタムジャケットを採用。
・モーションセンサーを搭載。
・Bluetoothを搭載。
・端末から離れると自動ロックがかかる「あんしんキー」を同梱。
・定額制の音楽配信サービス「うた・ホーダイ」に対応。(※)
・2つの電話番号とメアドを使える「2in1」に対応。(※)
・Windows Media Audio(WMA)に対応。
・フルブラウザを搭載。
・外部メモリはmicroSDメモリーカード。
・本体色はシャンパン(シャンパン×サーキュラー)、プラチナ(プラチナ×フロスト)、アスファルト(アスファルト×ヘアライン)、ローズ(ローズ×ファセット)の4色。

「P904i」はパナソニックモバイルの伝統を活かしながらも、新しい要素を取り入れたカスタムジャケットが魅力の端末。カスタムジャケットが無くても完成するデザインを採用したほか、背面にヒカリで不在着信など各種情報が浮かび上がる「ヒカリアイコン」も搭載しているなりよ。

◎「SH904i」(シャープ製)
・3インチ、262,144色表示のモバイルASV液晶を搭載。
・オートフォーカス対応の320万画素CCDカメラを搭載。
・ノートパソコンのタッチパッドのような操作感の「TOUCH CRUISER」を搭載。
・モーションセンサーを搭載。
・定額制の音楽配信サービス「うた・ホーダイ」に対応。(※)
・2つの電話番号とメアドを使える「2in1」に対応。(※)
・Windows Media Audio(WMA)に対応。
・顔認証機能「セルフパス」を搭載。
・フルブラウザを搭載。
・外部メモリはmicroSDメモリーカード。
・本体色はソリッドブラック、クリスタルホワイト、プレミアムピンク、ラインブルーの4色。

「SH904i」はスマートな操作が可能な「TOUCH CRUISER」搭載端末。パソコンのような操作が可能になることで、リスト選択画面やページスクロールに威力を発揮しそうなりよ。この端末如何によっては、新しい携帯電話の入力デバイスとして定着するかもしれないなりね。

新端末のほかにも、月額定額料金で音楽ダウンロードが無制限の「うた・ホーダイ」や、ひとつの端末で2つの電話番号とメールアドレスを利用できる「2in1」などの新サービスもスタート。「夏モデル」の商戦を乗り切るには少しインパクトが足りないような気もするなりが、先陣を切ったドコモに、auとソフトバンクがどのような対抗策を用意しているのか。注目しておきたいところなり。

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