米国に世界初のロックンロール・テーマパーク、来春オープン。

2007/04/16 20:56 Written by コジマ

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1つのコンセプトで夢のような世界を体感させてくれるテーマパーク。日本でも全国に数多くあるけれど、世界初のロックンロールを題材にしたテーマパークが米国に誕生することになったのだ。約140エーカー(約56万6560平方メートル)もの広大な敷地に、40以上のアトラクションが用意される予定だというこの「ハードロック・パーク」、いったいどんなテーマパークなのだろうか。

「ハードロック・パーク」は、名前から推察できるとおり、世界的なレストラン・チェーンである「ハードロックカフェ」が設立する体験型テーマパーク。サウスカロライナ州マートルビーチに広がる広大な敷地は、

・「All Access Entry Plaza」……音楽と関わりの深い国道66号線(ルート66)をテーマにしたエントランス兼ショッピングモール
・「Rock & Roll Heaven」……ジミ・ヘンドリックスやジョン・レノンらロック・レジェンドを取り扱うゾーン
・「British Invation」……UKロックをテーマとしたゾーン
・「Lost in the 70's」……パンクとディスコミュージック、グラムロックなど70年代の音楽をテーマとした屋内モール
・「Born in the USA」……ブルース・スプリングスティーンら米国生まれのミュージシャンをテーマとしたゾーン
・「Cool Country」……米南部の音楽(カントリー)をテーマとしたゾーン

の6つのゾーンに分けられ、それぞれのゾーンに合った乗り物や展示物などがあり、ショーも行われる。乗り物は5つのジェットコースターがあるそうで、その1つのテーマは、レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を(Whole Lotta Love)」! 地上約45メートルまで駆け上り、同曲がオーディオで流されるのだとか。

また、円形劇場では、スペシャルイベントやコンサートを行う場所として提供されるのだそう。大物ミュージシャンの世界ツアーで使用されることもあるのかも。

さらに、「ハードロック・パーク」のシンボルとして、米大統領の顔が刻まれた「マウント・ラッシュモア」を模した「マウント・ロックモア」と題したモニュメントも設置される。エルヴィス・プレスリーにジョン・レノン、ボブ・マーリー、ジミ・ヘンドリックスの4人の顔が彫り込まれる予定なのだ。

オープンは来春。前売り券はすでに発売されており、日付指定なしが46ドル(約5500円)、日付指定券が49ドル(約5900円)となっている。ちなみに、来場者はすべて「ロック・キッズ」のため、子供料金は設定していないのだ(3歳以下は無料)。

建設の進捗具合は数時間ごとに公式サイトのウェブカメラで確認できるのだけど、ほとんど何もできていない状態。4月18日から今年いっぱいまで「Backstage Tour」という無料のツアーを実施するそうなので、興味のある人はぜひご参加を。

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