取引先にも“タメ口”、30・40代に聞いた新入社員のあきれた言動。

2007/04/15 16:49 Written by コジマ

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新入社員はもちろんのこと、それを受け入れる側の社員にとっても、「どんな人なんだろう」と最初は緊張するもの。優秀な人材であることも重要だけど、きちんとコミュニケーションが取れる人なのかも気になるところなのだ。そんな中、30代、40代を対象に新入社員の言動についてオリコンが調査を行ったところ、とんでもないエピソードが多数飛び出してきた。

回答の中で一番多かったのは“タメぐち”。目上の人に対して友達と同じ感覚で話すことだけど、特に驚いたのが、取引先の人にも“タメぐち”を使っている新入社員がいるということ。このエピソードを回答した30代女性は「相手の方は年上。その時点で社会人としてどうか?と呆れた」とコメントしているのだ。社内の上司や先輩ならば「あきれた」で済ますこともできるだろうけど、これは取引に障害が出てもおかしくない。会社を代表していることを自覚させないとマズそうなのだ。「『〜ッス』を付ければ敬語になると信じている」という意見も少なくなかったみたい。こういう人たちも、面接のときにはちゃんとした言葉遣いをしていたんだろうなあ。

挨拶をしない人も増えているようで、「挨拶なしに帰ってしまった」だけでなく、「こちらから挨拶しても返さない」というエピソードも。「今まで学校や家庭で何を勉強してきたのかと思う」(40代、男性)とのコメントに、大きくうなずいてしまうのだ。このほか、やりもせずに「できません」という人や、「御中」を「ごちゅう」と読んだなどのエピソードもあった。

また、「言動」を尋ねたアンケートだけど、「行動」に関する回答も多数寄せられている。「寝ぐせがあったので、身だしなみを注意したら、黙って外出し床屋へ行ってしまった。帰社すると、会社の指示だったのを理由に領収書を提出!」(40代、男性)のほか、「プライベートの携帯電話を一日中手放さず、メールを送受信している。仕事中は控える様に注意したら『携帯を手放したら死んじゃう』と言われた」(40代、女性)、「退職すると発言した以降、会社のデスクで堂々と履歴書を書きだした」(30代、女性)などなど、こちらも仰天の内容となっているのだ。

「メーリングリストのタイトルに『御送信メール』と書かれてあり内容を見ると『誤送信メール』と書きたかったようだった。指摘すると『伝わればいいじゃないですか』と言われた」なんて回答もあったように、ぼくの周りでもそうだったけど、自分の非を認めない人が増えているような気がする。面接で見抜くことは難しいけれど、仕事の能力と同じくらいコミュニケーション能力が重要であることを実感したのだ。

みなさんの周りでもこうしたエピソードはありますか?

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