スイーツの世界にいわゆる「パティシエブーム」が到来して以来、チョコレートやケーキの価格は上がっていくばかり。ともに1個500円を超えるのはザラ、中には小さなチョコレート1粒が1,000円を超えるものも珍しくなく、スイーツ界はバブル状態が続いている……と言っても過言ではないなりよね。コ○助もスイーツはよく食べるので頻繁に購入をしているなりが、高級なスイーツを深追いしすぎて月に3〜5万円ほど出費していることもしばしば。価格の上昇に釣られて「スイーツエンゲル係数」も上がる一方なりよ(笑)。
でも、高級スイーツへのアンチテーゼなのか、最近は新興勢力の「モテ系100円台スイーツ」(日経流通新聞より)がにわかに台頭、市場を席巻し始めているというなり。その代表格は
以前Narinari.comでもご紹介した、豊富な味のバリエーションを揃えた洋風大福の「モチクリーム」と、「手づかみで食べられるケーキ」がコンセプトのスティック状ケーキの「スティック・スイーツ・ファクトリー」。ともに100円台で購入できる気軽さが受け、瞬く間に勢力を拡大しているなりね。
例えば「モチクリーム」。日経流通新聞によると、昨年10月から販売を始めた東京・恵比寿の三越では客足が途絶えることがなく、同店の和洋菓子売り場で月商トップを争うほどなのだとか。コ○助も実際に食べたことがあるなりが、カラフル&多彩な味が楽しい上に、価格が安くて美味しいので、人気なのも頷けるなりよ。
また、昨年11月に神奈川・横浜にオープンしたクイーンズ伊勢丹横浜には「モチクリーム」と「スティック・スイーツ・ファクトリー」の両方が出店。どちらも1日あたり40〜60万円、月商にすると1,000万円を上回るペースで売れているというなり。単価の安いスイーツだけに、これだけの金額を売り上げるのは驚異的とも言えるなりよね。
神戸に本拠を置く「モチクリーム」と、広島に本拠を置く「スティック・スイーツ・ファクトリー」。まだ店舗数はそれほど多くはないなりが、昨年あたりから本格的に首都圏に進出し、さらに全国展開を視野に拡大を続けているなりよ。もし近くに店舗を見つけたら、皆さんも「モテ系100円台スイーツ」をぜひ試してみてくださいませ。