「W51CA」はカシオ計算機の集大成、開発担当者が秘話語る。

2007/02/02 21:20 Written by コ○助

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1月16日に発表されたauの春モデル10機種。その中で、ほぼ全部入りの「W52T」(東芝製)や、au初のアクオスケータイ「W51SH」(シャープ製)とともに、機能とデザインのバランスの良さから注目を集めていたのが「W51CA」(カシオ計算機製)なりよ。昨年の春モデルとして発売され、大ヒットを記録した「W41CA」が正当な進化を遂げた端末として、「W41CA」同様のヒットが予想されているなりね。コ○助も実際に記者会見場で実機に触ってきたなりが、10機種の中では最も物欲がうずく端末だったなり。

そんな「W51CA」はどのようにして生まれたのか。開発コンセプトなどについて、インプレスがカシオ計算機とカシオ日立モバイルコミュニケーションズの担当者にインタビューを行っているなりよ。

「『W51CA』は、カシオが初めて手がけたWIN端末である『W21CA』から目指してきた方向性の一つの完成形です」
「ワンセグに対応したということで、横向きのビュースタイルでは完全な左右対称に見えるスッキリとしたデザインになるよう仕上げています」
「『W41CA』でやりきれなかった部分を一点一点リファインしました」
「細かなところでは、カメラ周りの質感を向上させていますし、ボディ全体でネジ穴のフタをなくす処理も施しました」
「(サブ液晶の追加は)ここが一番大きな変更点かもしれません。サブ液晶の周りには縁など付けずにあえてそのまま配置したデザインです」

「W41CA」で課題として残った点をひとつひとつ改善したと語っているように、派手な改善というよりは、使い勝手の向上を目指して地道な作業を積み重ねた端末と言えそうなりよ。もともと「W41CA」の完成度が高かっただけに、地道な改善とワンセグ&サブ液晶の追加によって、さらに研ぎ澄まされた端末に仕上がったという印象なり。

ちなみに、コ○助も関東での発売日の今日、「W41H」(日立製作所製)から「W51CA」へと機種変更してきたなりよ。まだ細かいところまで使い込めていないなりが、ソフトウェア的な部分は日立製作所とカシオ計算機は共同開発しているので、メニュー構造や使い勝手に違いがなく、スムーズに移行することができそうなりね。「W41H」に比べると格段に液晶も美しく、ワンセグを見るのも楽しいなりよ。なかなか良い買い物をしたなり。これからみっちり使い込まなければ。

◎W51CA(カシオ計算機製)

・2.6インチのワイドQVGA(240×400ピクセル)液晶を搭載。
・207万画素のオートフォーカス付きCMOSカメラを搭載。
・「EZ Felica」に対応。
・ワンセグに対応。
・ワンセグの視聴時間は春モデル最長の約5時間半。
・ワンセグ視聴中に届いたメールの確認が簡単な「タスク切替機能」を搭載。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はブルームピンク、カシミアホワイト、サテンダークの3色。

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