元日に届かない年賀状、「配達遅い」の苦情増加はなぜ?

2007/01/15 18:37 Written by コ○助

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メールでの挨拶も良いなりが、やっぱりもらうと嬉しい年賀状。コ○助は大学生の頃にパタリと年賀状を出すのを止めて以来、ずっと新年の挨拶はメールで済ませる派だったなりが、一昨年あたりから再び年賀状を出すように心を入れ替えたなりよ。年末に「どんな年賀状にしようかな」と考えたり、宛名を手書きしながらその人のことを思い返したりするのが「楽しいこと」だと、大人になって改めて認識するようになったのも大きいなりね。

さて、そんな年賀状。できることなら元日に届くように投函し、逆に相手からの年賀状も元日には手元に届いて欲しいものなりが、なかなか元日に届くように準備を進めるのは骨が折れるなりよね。コ○助はクリスマス過ぎに年賀状を投函したので、元日にちゃんと届いたかどうかは怪しいところ。また、残念ながら自宅に送られてきた年賀状(最終的に約50枚)の中で、元日にポストに入っていたのはゼロだったなりよ。今まで元日到着の年賀状がゼロだった年は皆無なので、ちょっと驚いてしまったなりね。

また、さらに驚いたのは今日になって、まだ年賀状が届いていること。単純に相手が投函するタイミングが遅かった可能性も否めないなりが、「ひょっとすると郵政公社側のトラブルなどで配達が遅くなったのでは」と勘繰ってしまうなりね(笑)。まあそこは疑ったところで答えが分かるわけではないなりが……。

でも、同じように「配達が遅いのでは?」と感じている人は意外と多い様子。1〜10日に郵政公社に電話や電子メールで送られてきた苦情の中で、「配達が遅い」「届いていない」といった類の苦情は2,749件もあり、昨年の同時期に比べると2割ほど増加しているようなりよ。実際に苦情という形でアクションを起こさない、潜在的に不満を感じている層がいることを考えると、多くの人が「配達が遅い」と感じていたのは間違いないなりね。

こうした苦情に対し、郵政公社側は次のように説明しているなり。

(1)自宅のパソコンで年賀状を作る人が増え、そもそも投函する時期が遅くなっている。
(2)実際に元日の配達枚数の推移を見ると、平成12年には約27.5億枚だったものが、平成19年には約19.2億枚にまで減少している(=遅出し傾向の影響)。
(3)大みそか近くに大量に投函されるため、仕分け・配達が追いつかない。

つまり、端的に言えば「早く出さないから元日に着かない」と言うこと。結局、郵政公社の仕分け・配達の処理能力には物理的な限界があるため、あくまでも出す側の問題というスタンスのようなりよ。その言い分も分からなくはないなりが、年賀状の全体的な枚数が大幅に減っているにも関わらず、以前よりも「元日到着率」が下がっているのは、なんだか納得しづらいところなりよねぇ。

皆さんは今年の年賀状の配達状況、どういう印象を持ったなりか?

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