今年の「M-1グランプリ」、視聴率は大会史上最高の31.1%に。

2006/12/25 20:13 Written by コ○助

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6回目を迎え、すっかり年末の風物詩となった漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」。結成から10年目以内の漫才コンビやグループなら、プロ・アマ、所属事務所問わずに参戦できるとあって、今年は過去最高となる3922組が出場したなりよ。吉本興業主催の大会ゆえ、決勝進出の芸人には毎年吉本の芸人がズラリと並ぶなど、やや公平性に疑問を感じるファンが少なくないものの、今では名実ともに「お笑い界最大のイベント」になりつつあるなりよね。

今年の決勝大会は24日にテレビ朝日系で放送されたので、賞金1000万円を手にした優勝者が誰だったのかすでにご存知の人も多いと思うなりが、簡単に今年の「M-1グランプリ」の結果を振り返っておくなり。

◎「M-1グランプリ」決勝大会の結果
1位 チュートリアル(吉本興業 大阪)664点
2位 フットボールアワー(吉本興業 東京)640点
3位 麒麟(吉本興業 大阪)627点
4位 笑い飯(吉本興業 大阪)626点
5位 トータルテンボス(吉本興業 東京)613点
6位 ライセンス(吉本興業 東京)609点
7位 ザ・プラン9(吉本興業 大阪)597点
8位 変ホ長調(アマチュア)576点
9位 POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)570点

見事、今年の大会を制したのはチュートリアル。1998年に結成した徳井義実と福田充徳の2人組なりが、これまでチュートリアルは徳井義実の「イケメンぶり」が話題になることが多く、優勝直後のインタビューでも福田充徳が「これまで賞とは縁がなかった」と話していたとおり、あまりそのネタが評価される機会がなかったなりね。お笑いに詳しいファンの間では高く評価されていたものの、一般的にはまだまだこれからの芸人という印象が強かったなりよ。

ただ、今年の「M-1グランプリ」でのチュートリアルは圧巻の一言。徳井義実の妄想ボケに福田充徳の的確なツッコミは抜群のテンポで、島田伸助や松本人志ら審査員も絶賛の嵐だったなりね。一ファンの目線で見ても、この日のチュートリアルの漫才は素晴らしく、ほかの出場者ともっと得点差があっても良かったのでは、と思わせるほどの「強さ」を見せつけてくれたなり。

それだけ素晴らしい内容だっただけに、視聴率のほうも絶好調だったようで、平均視聴率は関西地区で31.1%、関東地区で18.0%を記録。これは両地区とも過去6回の中では最高の数字で、チュートリアルには過去最高の「注目」が集まったとも言えるなりね。

昨年優勝のブラックマヨネーズ同様、「M-1グランプリ」での優勝はイコール翌年の成功を約束するもの。吉本興業が制作に携わる番組のみならず、バラエティ番組を中心に、来年はチュートリアルの年になりそうなり。

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