Narinari.comでも
お伝えしたとおり、今年1月15日に行われたNHKの大相撲初場所中継にゲスト解説者として出演した、元聖飢魔IIのボーカリストでタレントのデーモン小暮閣下。一部には批判の声もあったものの、相撲雑誌でのコラム連載に加えCS放送の相撲番組でも解説を務めるほどの相撲通ぶりを発揮し、「大相撲中継を見て楽しいと感じたのは初めて」「レギュラー解説者にして欲しい」など、ウィットとユーモアに富んだ分かりやすい解説が絶賛されていたのだ。それだけでなく、相撲通も納得の内容だったみたい。
こうした人気を受け、NHK大相撲中継に閣下が“再臨”することになったのだ。出演日は前回と同じ初場所の中日8日目に当たる来年1月14日で、午後3時15分〜午後6時にNHK総合で放送される中継にゲスト解説者として出演。向正面担当というのも前回と一緒なのだ。
“共演”するのは十両担当の解説が錦島親方、実況は佐藤洋之アナウンサー、幕内担当の解説が高砂親方で、実況は岩佐英治アナウンサー。前回は特に、東大相撲部出身の岩佐アナウンサーと自称「ファン歴300年」のデーモン小暮閣下が繰り広げたノンストップ超マニアック話などのやり取りが面白かったので、今回も注目なのだ。
皇太子夫妻が観戦する台覧相撲が秋場所初日の9月10日に行われ、かわいらしい愛子内親王の姿が印象的だったのだけど、天皇が観戦する天覧相撲は初場所の中日になることが多かったのだそう。皇室一の相撲通(?)である愛子内親王と、悪魔界一の相撲通であるデーモン小暮閣下が同席することは……ないかな(笑)。
前回の中継時に「伝統とは単に形式を保持していくことではない。それ以上に心を保持しないといけない。形式にこだわるよりもその中身が重要」と語っていたデーモン小暮閣下。閣下の解説によって今回も注目度が高まるのは必定で、異形の解説者が角界をさらに発展させてくれそうなのだ。ぼくも今から録画予約しとこっと。