任天堂の岩田聡社長「Wiiリモコンは軽く振って」、年内はCMも中止に。

2006/12/17 10:57 Written by コ○助

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米国での発売開始直後から、リモコンのストラップが切れてテレビを破壊したり、子どもがケガをしたりといった報告が続き、ネットを中心に大きな話題となっていた「Wii」のすっぽ抜けトラブル。当初は「アンチ任天堂ファンによるねつ造」との説がチラホラ、任天堂も「ストラップが切れることはない」とその強度に自信を持っていたなりが、国内での発売以降もトラブルの報告が相次いだことから、ついに任天堂も「事実」と認め、ストラップの交換措置に乗り出したなりね。

トラブルの大小を含めると、任天堂が把握しているトラブルは100件以上にもなるというなりが、こうした一連のトラブルについて、産経新聞が任天堂の岩田聡社長にインタビューを実施。その中で、次のようなコメントをしているなりね。

「利用者に迷惑をかけおわびしたい」
「利用者に正しい遊び方を知ってもらうことが必要」

基本的に「Wii」はリモコンを軽く振るだけでもコントロールできるため、任天堂はストラップが切れるほどの激しい使われ方は想定していなかったようなり。その点に関しては、率直に岩田社長が謝罪をしているなりね。その上で、今後は適正な使い方をしてもらうために、現在放映中のCMを国内だけでなく、海外でも一時中止にする措置を決定。順次、注意を喚起するCMに差し替えていくことになったなりよ。また、別売りリモコンの出荷も最長1か月間は停止するなりね。

こうした任天堂の潔さは消費者に好印象を与えそうなりが、一部では「そもそもCMでは大きな動きを見せている」「ゲームに没頭すれば、激しいプレイになるのは仕方ない」「子どもがリモコンを振り回せば吹っ飛ぶこともある」など、起きるべくして起きたトラブルとの意見も出ているなりよ。確かに、みんなでワイワイやりながら対戦ゲームをしていたら、白熱して激しいプレイになるのは当然のこと。それも「Wii」が魅力的なゲーム機であるがゆえなりが、そこまで熱のこもったプレイに耐えうるだけのストラップを予め用意していなかった点は任天堂の落ち度と言えるなりね。

新しい遊び方だからこそ起きてしまったすっぽ抜けトラブル。今回の件を教訓に、今後はよりユーザーに優しい製品開発に取り組んで欲しいものなり。

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