フリオ・ズレータ内野手にメジャーが関心、米5球団と入団交渉へ。

2006/12/05 16:41 Written by コ○助

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FAやポスティングによる大物選手の移籍が一段落した今、プロ野球ファンの関心の先は解雇、もしくは交渉決裂によって自由契約となった外国人選手の動向。毎年何人もの外国人選手が来日しては去って行くなりが、今年は現時点で33人の選手が今季プレーしていた球団から自由契約となっているなりよ。多くは実績を残すことができずにひっそりと日本を去る選手なりが、中には各球団が争奪戦を繰り広げそうな選手も何人か含まれているなりね。

参考までに、今オフに自由契約となった有力な外国人選手をピックアップしておくなり。

◎今オフ自由契約となった有力な外国人選手(成績は日本通算)
・フリオ・ズレータ内野手(ソフトバンク)打率.291、122本塁打、333打点
・フェルナンド・セギノール内野手(日本ハム)打率.280、124本塁打、318打点
・アレックス・オチョア外野手(中日)打率.286、60本塁打、232打点
・グレッグ・ラロッカ内野手(ヤクルト)打率.308、76本塁打、220打点
・リック・ガトームソン投手(ヤクルト)17勝15敗0セーブ、防御率3.33
・ジョン・ベイル投手(広島)14勝13敗30セーブ、防御率3.78
・張誌家投手(西武)26勝19敗1セーブ、防御率3.81

各球団から人気を集めそうなのは、大砲にして、まだ2〜3年は必ず活躍してくれそうなズレータ、セギノール、ラロッカの3選手と、今季9勝ながら、打線の援護があれば勝ち星を上積みしそうなガトームソンあたり。すでにスポーツ各紙には「○○選手の獲得に参戦!」と大きく報じられている選手もおり、年末に向けて交渉が活発化していきそうなりよ。

そんな中、ズレータ選手に関する話題が熱くなってきているなりよ。もともとニューヨークの地元紙が憶測記事を書いたことが始まりだったなりが、メジャーでプレーする日本人投手対策として、ヤンキースがズレータ選手の獲得に名乗りを上げるのではないか、との噂が広がっているなりね。ヤンキースのみならず、来季から松坂大輔投手(レッドソックス)と井川慶投手(ヤンキース)という、日本の左右両腕が参戦するメジャーだけに、対戦機会の多い同地区の球団はどこも考えは同じ。また、純粋に日本での122本塁打という実績も高く評価されているようで、今日からフロリダ州で始まった補強会議「ウインター・ミーティング」の場で、5球団と入団交渉を行うことになったなりね。

ズレータ選手の代理人を務めるユージン・カサレッジオ氏によると、ズレータ選手は日本でのプレーを第一希望としながらも、メジャーのオファー内容によっては、米国でのプレーも視野に入れている模様。現在のところ、ソフトバンクとは11月末に決裂した交渉以来、コンタクトは取っていないようで、国内の他球団からオファーがなければ、メジャー復帰が最優先されることになりそうなり。

豪快な本塁打を放つズレータ選手のファンは多いだけに、来季はどこでプレーするのかは注目の的。今後何か動きがあり次第、お伝えしていくことにするなり。

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