岩村明憲内野手の穴埋め、ヤクルトが阪神の2選手を獲得候補に。

2006/10/07 15:18 Written by コ○助

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「走・攻・守」のすべてに長け、ヤクルトの主軸として長年活躍。今年3月に行われたWBCでもサードのレギュラーとして優勝に貢献した岩村明憲内野手(準決勝の韓国戦で負傷のため、決勝戦は不出場)。プロ野球ファンの誰もがその才能を認める長距離砲なりが、その実力ゆえ、さらに高いステージでのプレーを希望し、一昨年からメジャーへの移籍を求めて球団と交渉を続けているなりよ。

ただ、岩村選手はまだFA権を取得していないため、メジャー移籍を実現させるためには球団の承諾を得てポスティングシステムを利用するよう。当初、昨年は球団もメジャー移籍を容認する姿勢だったなりが、古田敦也捕手の監督就任1年目に大幅な戦力ダウンを避けたいとの意向で慰留に努め、とりあえずこの話は1年先送りにされていたなりね。

そして今年。ヤクルトの多菊善和球団社長は8月に「本人たちにその気があれば」ポスティングシステムを認めると発言していることから、今オフのメジャー移籍は確実視されているなりよ。もちろんメジャー球団からの入札があれば、なりが、ダイヤモンドバックスやパドレスなどがスカウトを派遣してマークするなどメジャーの評価も高く、数球団が入札に応じるとの見方が強いなりね。

そうなると、来年に向けて急務になるのがサードの補強。これと言った後釜が育っているわけではなく、また、クリーンアップを打っていた打者が抜けてしまうという二重苦を抱えるため、戦力的にはポッカリと穴が空いてしまうことになるなり。内で育っていなければ外から獲得するしかないなりが、ここのところヤクルトが阪神の2選手を狙っているという情報が流れているなりよ。

一人は阪神ファンに愛され、選手会長も務めた生え抜きのベテラン・桧山進次郎外野手。かつては阪神の四番として活躍した桧山選手も、現在は激しい阪神の外野競争に敗れて代打専門の憂き目に遭っているなりが、ヤクルトはレギュラーで出場すればまだまだ打てると判断しているようなり。確かに、広い甲子園から狭い神宮球場に舞台を変えれば、十二分に活躍することができそうなりよ。ポジションはサードではないなりが、岩村選手と同じ「左の大砲」という補強ポイントが合致するため、獲得候補に上げているというなり。

もう一人は日本ハムから阪神にFA移籍も、1シーズンを除いて結果を残すことができずに契約満了になる片岡篤史内野手。こちらは「左の大砲」にして、ポジションはサード。力は岩村選手には劣るなりが、それでも補強ポイントにピッタリと合うだけに、上位候補に入るのは間違いないなりね。

両選手とも阪神ファンにとっては思い入れのある選手なので、他球団への移籍話が浮上するのは複雑な心境ではあるなりが、「戦力外→引退」となるよりも、一年でも長く現役を続けて欲しいと願うファンは多いなりよね。まだ噂の段階なのでどうなるかは分からないなりが、今オフの岩村選手のメジャー移籍、ヤクルトの補強、2選手の行方に注目しておきたいところなり。

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