2006年の「夏ドラマ」が終了、視聴率トップに輝いたのは?

2006/09/23 11:04 Written by コ○助

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7月からスタートした各局の「夏ドラマ」、皆さんはしっかりと見たなりか? 毎年、「夏ドラマ」の時期は楽しい夏休みシーズンで在宅率が下がるため、全般的に視聴率が低いという傾向があるなりよ。今年もその傾向に例外なく、各所で苦戦が伝えられたのを目にした人は多いかもしれないなりね。

そんな「夏ドラマ」も、21日に「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜」(フジテレビ系)と「花嫁は厄年ッ!」(TBS系)が最終回を迎え、すべてのドラマの放送が終了。「夏ドラマ」全作品の視聴率が出揃ったなりよ。どのような結果となったのか、まずは「夏ドラマ」の視聴率ランキングをまとめておくなりね。

[2006年 夏ドラマ 視聴率ランキング(ビデオリサーチ調べ、平均値)]
1位 18.9% 「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(日本テレビ系 土曜21時)
2位 16.9% 「結婚できない男」(フジテレビ系 月曜21時)
3位 14.2% 「サプリ」(フジテレビ系 火曜22時)
4位 13.3% 「新・科捜研の女」(テレビ朝日系 木曜20時)
5位 12.9% 「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜」(フジテレビ系 木曜22時)
6位 12.0% 「花嫁は厄年ッ!」(TBS系 木曜22時)
7位 11.2% 「黒い太陽」(テレビ朝日系 金曜23時15分)
8位 10.4% 「誰よりもママを愛す」(TBS系 日曜21時)
9位 10.3% 「タイヨウのうた 」(TBS系 金曜22時)
10位 9.5% 「CAとお呼びっ!」(日本テレビ系 水曜22時)
11位 9.0% 「ダンドリ。〜Dance☆Drill〜」(フジテレビ系 火曜21時)
12位 8.9% 「PS-羅生門-警視庁東都署」(テレビ朝日系 水曜21時)
13位 7.3% 「下北サンデーズ」(テレビ朝日系 木曜21時)
14位 5.5% 「レガッタ」(テレビ朝日系 金曜21時)

トップに輝いたのは、いまや日本テレビの看板枠に成長しつつある土曜21時枠の「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」。初回にいきなり19.0%の好発進を決めたあと、一時14.6%まで数字を下げたものの、終わってみれば20%以上を4回も記録、特に最終回は23.2%もの高視聴率だったなりよ。「ヤクザの若頭が高校に入学する」という荒唐無稽な設定ではあったなりが、最初から最後までテンションを下げることなく突っ走った脚本が素晴らしかったなりね。単純に数字が良かっただけではなく、見終わったあとの満足度の高い作品だったなり。

2位は阿部寛主演の「結婚できない男」。自身も独身の阿部寛が演じているので、ストーリーに説得力があり、非常に見応えのあるドラマだったなりよ。また、愛すべき表情のパグ犬「ケンちゃん」見たさに毎週楽しみにしていた人も少なくないなりよね。「夏ドラマ」の時期でなければ、20%を軽く超えていたといっても過言ではない出来だったなり。

全体を見渡すと、意外な順位にランクインしたのは7位の「黒い太陽」。テレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠という、少し遅い時間帯のドラマなりが、見事にゴールデンタイムのドラマを交わして中位にランクインしているなりね。視聴率的にはほかのクールの金曜ナイトドラマとそう大差あるわけではないなりが、「帰宅してから見る」時間帯だったことが、在宅率の低い夏でも視聴率を落とさずに済んだ理由だと考えられるなり。

それにしても、10%に届かなかったドラマが5本、10%台前半のドラマが7本もあったのは、かなり異例なこと。中でもフジテレビが力を入れていた「ダンドリ。〜Dance☆Drill〜」やテレビ朝日が力を入れていた「レガッタ」が大コケするなど、見通しの甘さが指摘されてもおかしくない視聴率だったなりよ。この2作品で言えば、榮倉奈々と速水もこみちを主役で起用するタイミングを完全に見誤ったなりね。

10月から始まる「秋ドラマ」は豪華な顔触れとなるので、「夏ドラマ」ほどの苦戦を強いられることはないはず。楽しみなり。

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