映画「NANA」の続編、宮崎あおいと松田龍平の降板が正式決定。

2006/08/04 13:29 Written by コ○助

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今年3月に初報をお伝えして以来、何度かメインキャスト変更ついて触れてきた映画「NANA」の続編なりが、これまでの噂通り、ハチ(小松奈々)役を好演して各方面から「ハマり役」と高い評価を受けていた宮崎あおいの降板が正式に決定したなりよ。昨年の邦画シーンをけん引し、40.3億円の大ヒットを記録した「NANA」だけにファンからの続編への期待も高いなりが、その可愛らしい表情全開で観客のハートをも鷲づかみにした宮崎あおいなので、降板はかなり影響がありそうなりね。

降板の理由ははっきりとは明かされていないなりが、もともと宮崎あおいは第1作への出演にも難色を示していた経緯が伏線とされており、第2作の仮脚本にベッドシーンや妊娠の描写が盛り込まれていることが決定打となったと言われているなり。サンケイスポーツは「NHK朝の連続テレビ小説『純情きらり』の撮影があることや、自身が求める女優像と同作のキャラが違うという理由などから降板する意向を示し、関係者の間で宮崎の続投は難しいと見られていた」と報じているなりね。

そういう意味では、早い段階から宮崎あおいの降板はある程度見えていた結果ではあるなりが、少し意外だったのは、同時にナナ(大崎ナナ)の恋人であるレン(本城蓮)役を演じた松田龍平の降板も決まったこと。こちらは前作を製作していた頃に比べるとすっかり売れっ子になってしまったため、スケジュールの調整が難しくなったことが理由のようなり。

問題は交代するキャストが誰になるのか、なりが、ハチ役は6月にお伝えしたとおり、市川由衣が起用されることが決定。大谷健太郎監督の最新作「ラフ」にも市川由衣は出演しており、その演技を間近で見て抜てきを決めたようなりよ。また、レン役にはテレビ朝日系「忍風戦隊ハリケンジャー」などに出演していた姜暢雄(きょうのぶお)が決定。一般的には無名に近い姜暢雄なりが、オーディションを経て抜てきされたなりね。

このキャスト交代にファンからの反応はさまざまなりが、mixiの「NANA」コミュニティでは「原作のイメージをこれ以上壊さないで」「前作以上にダメな気がする」「考え直して欲しい」と否定的な意見が大勢を占めている印象。こうした反応は製作側も予想の範疇だと思うなりが、実際に製作がスタートして、公開目前になっても同じような反応が続くようであれば、興行成績に影響を及ぼすかもしれないなりね。

個人的には前作は宮崎あおいの魅力に支えられていた部分が少なからずあると感じているので、降板が正式に決まってしまったのは残念。宮崎あおいと市川由衣は見た目も雰囲気も全く異なるタイプの女優なので、ハチ役のイメージがガラリと変わってしまうのは避けられないなりよね。続編モノなのに連続性に欠ける、この点を観客がどう受け止めるのか。まあ案外、市川由衣もハマったというオチになる可能性も十分にあるので、希望は捨てずに、公開を楽しみに待つとするなりか。

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