映画「NANA」続編のキャスト交代、宮崎あおいから市川由衣に?

2006/06/23 10:41 Written by コ○助

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興行的に成功を収める邦画が続々と現れ、映画界に明るいニュースが絶えなかった2005年。196億円を記録した「ハウルの動く城」(2004年11月公開)は別格として、42億円の「交渉人 真下正義」、38.3億円の「容疑者 室井慎次」など、昨年は実写映画の健闘が目立つ一年だったなりよね。そんな邦画ヒット作の一翼を担っていたのが、言わずと知れた「NANA」(40.3億円)。矢沢あいの原作を忠実に実写化、中島美嘉と宮崎あおいのダブルヒロインの好演が大ヒットを導いたのは記憶に新しいところなり。

当初からある程度の成功が約束されていた「NANA」は、まだ劇場公開されている最中に続編の製作が決定。続編は主演の中島美嘉(大崎ナナ)と宮崎あおい(小松奈々)はもちろん、脇を固めた松田龍平(本城蓮)、成宮寛貴(寺島伸夫)、玉山鉄二(一ノ瀬巧)といった面々も同じ布陣のまま製作、監督も1作目と同じ大谷健太郎監督がメガホンを執り、2007年の公開を目指すと発表されたなりよ。出演陣の演技や原作のキャラクター像との相違に賛否はあれど、ストーリー的に第1作は序盤も序盤を描いただけだったこともあり、同じ雰囲気のまま続編が製作されることには、好意的な意見も多かったように思うなり。

その後しばらく続編の目新しい情報もなく時が流れ、迎えた2006年。宮崎あおいが続編への出演を拒否しているという「噂」が駆け巡ったなりよ。「NANA」の成功は小松奈々役を実にかわいらしく演じた宮崎あおいの力に依るところも大きいだけに、まさかの「戦線離脱」は続編製作の運命を左右しかねないほどのインパクトを持つなりが、出演拒否の理由として次のようなものが挙げられていたなりね。

・昨秋、完成した「2」の仮脚本を読んだ宮崎あおいが拒否反応を示した(らしい)。
・仮脚本には原作に登場するハチのベッドシーンが盛り込まれていた(らしい)。
・もともと第1作への出演自体、宮崎あおいは乗り気ではなかった(らしい)。
・宮崎あおいは「『2』には出たくない」と周囲にボヤいている(らしい)。

いずれも「噂」でしかなく、確たる情報の裏付けがあったわけではないなりが、雑誌「サイゾー」をはじめとしたいくつかの媒体が「宮崎あおい降板説」を報道。宮崎あおいの演じる小松奈々は、もう二度と見ることができないとの見方が日増しに強まっていったなりね。

そして、6月19日付けのゲンダイが注目すべき情報を掲載していたなり。なんでも宮崎あおいの降板が正式に決定し、後釜に市川由衣が起用されることになったというなりね。ただ、ソースはあくまでもゲンダイ。昨年10月には「石原さとみか長澤まさみを起用して2006年1月期にTBSがドラマ化する」という情報を流していた「前科」があるだけに、その確度については何とも言えないなりよ。まあ、一応「市川由衣起用説」がある、という程度に留めておいたほうが無難かもしれないなりね。

宮崎あおいと市川由衣。あまりに雰囲気の異なる2人だけに、仮にこの情報の通りヒロイン交代が現実のものとなれば、新たな賛否を巻き起こすのは必至。また、これをきっかけに、ほかのキャストを刷新する可能性も否定できないだけに、「NANA」の続編は難題を抱えながら製作に向けた準備を進めることになりそうなりね。正式な発表が待たれるところなり。

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