最高の思い出作り? 「花火でプロポーズ大作戦」参加者募集。

2006/06/30 23:56 Written by コジマ

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有明海に注ぐ矢部川沿いに広がる福岡県の船小屋温泉郷。素朴な風情が漂う温泉町で夏の風物詩として知られるのが、船小屋温泉花火大会なのだ。「市民の花火」といわれ、毎年4000発の花火が打ち上げられるのだけれど、今年で40回目を迎える記念として、同花火大会でプロポーズをする人を募集している。打ち上げられる花火のなか、最高の思い出作りができるのだろうか。

この企画、タイトルはズバリ「花火でプロポーズ大作戦」。1970〜80年代に関西で放送されていた番組のようなネーミングなのだ。しかし、この「作戦」はなかなかロマンチックなのだ。花火大会中盤、1文字2メートルの「愛の言葉」(10文字程度)が刻まれた仕掛け花火を点火、同時に300発の花火が打ち上げられる。返事がOKだった場合のみ、さらにハートマークの花火が打ち上げられるというものなのだ。

この花火大会、昨年の人出は1万5000人だったそうで、この大勢の観客のなかでのプロポーズはかなり勇気が必要だし、相手もとてつもなく恥ずかしそう。でも、それだけに最高の思い出になりそうなのだ。ぼくが女性だったらうれしいかも。いや、それは返事がOKだった場合で、断られたら最低なことになりそうなのだ。申し込みたい人は、相手の気持ちをきちんと確かめてからのほうがよさそう。

参加資格は、真剣に結婚を考えていて、「作戦」当日に内容を秘密にしたまま花火大会へ相手を連れてこられる人。応募者が多数の場合は、面接で決定するそうなのだ。申し込みは、グランドホテル樋口軒(0942-52-2101)に電話で行う。締め切りは7月10日。

この「作戦」を企画した船小屋温泉協会の樋口真大会長は、「花火に思い出のあるカップルに申し込んでほしい」(朝日新聞より)としているので地元の人が有利なようだけど、参加資格に居住地の限定は明記されていない。もし勇気があって、8月1日の午後8時に矢部川河川敷に駆けつけられる人はぜひ。でも、同協会の担当者とプロポーズの言葉やBGMの綿密な打ち合わせが必要なので、やっぱり遠隔地の人には厳しいかも。

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