琴欧州も食べた? 東京・汐留のヨーグルトバーが人気に。

2006/06/05 20:28 Written by コ○助

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酸素バー(酸素専門店)やウォーターバー(天然水専門店)など、最近は特定カテゴリの商品を専門に扱うバー形式の店が人気を集めているなりが、今年4月、東京・汐留にヨーグルトを専門に扱う「ヨーグルトバー」がオープンしたなりよ。ベースとなるヨーグルト(200円)に新鮮な野菜や果物のソースをトッピングして注文するスタイルが好評で、オープンから1か月強が経った今ではすっかり人気のお店になっているなりね。トッピングによって味が多様に変わるという意味では、アイスクリーム専門店並の可能性を秘めている……かも?

この「ヨーグルトバー」、店名を「ソフィア」というなりが、運営しているのは「明治ブルガリアヨ−グルト」でおなじみの、明治乳業の子会社・明治レストランシステムズなりよ。明治乳業はブルガリアとの技術提携によって生まれた「明治ブルガリアヨ−グルトプレーン」を1973年から発売している、日本における「ヨーグルトの開拓者」的な存在。大相撲で活躍するブルガリア出身の大関・琴欧州によって、近年ブルガリアへの関心が高まっていることから、ブルガリアの食文化を発信する基地としての役割を担わせるべく、明治乳業が自ら「ソフィア」の運営に乗り出すことになったなりね。

「ソフィア」は2種類の業態から成り立っており、ひとつはブルガリアヨーグルトを使用した軽食を提供するヨーグルトバー「ブルガリアヨーグルトバー ソフィア」、もうひとつはブルガリアの料理、デザート、飲料、食材を日本に紹介していくことを目的とした「洋食ブルガリアンダイニング ソフィア」。いずれも汐留の商業施設「カレッタ汐留」内で営業しているなりね。

メニューの一例を見てみると、ヨーグルトバーでは「黒ゴマ+ほうれん草」や「トマト」、「ハチミツ+バラ」などのトッピングをしたヨーグルトを販売。ダイニングのほうではブルガリアの代表的なヨーグルトスープ「タラトゥル」(ヨーグルトにおろしニンニクときゅうりのみじん切りを混ぜ合わせ)や、ブルガリアの代表的な煮込み料理「カヴァルマ」(豚肉や鶏肉などの角切りの肉に玉ねぎ、トマト、ピーマンなどの野菜を加えてワインで煮込んだもの)などを提供。いずれも、なかなかほかでは体験することができない味を楽しむことができそうなりよ。

これからヨーグルトバーがどのような展開を見せてくれるのかは分からないなりが、同じ業態のチェーンは恐らく存在していないので、できることならもう少し店舗展開をして欲しいところ。コンビニでヨーグルトを購入する人、特に女性にヨーグルト愛好家は多いので、確たるニーズはありそうなりよ。「ソフィア」の今後に期待したいなりね。

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