使い捨て文化に警鐘、マイカップ対応自販機が増加中。

2006/06/01 20:28 Written by コ○助

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オフィスや学校、公共施設など、さまざまなシーンでお目にかかる紙コップタイプの飲料自販機。昔からごくごく当たり前のように日常の風景に溶け込んでいるので、皆さんも各所で利用する機会が多いと思うなり。コ○助も最寄り駅のホームに紙コップタイプの飲料自販機が設置されているので、お出かけ前にはそこでココアを飲むのがちょっとした習慣だったりするなりよ。缶飲料ほどの量は必要ないけど、ちょっと飲みたい気分。そんなときにも重宝するなりよね。

そんな紙コップタイプの飲料自販機、コ○助がよく利用する都営大江戸線のホームにあるのは、飲み終わったあとの紙コップをリサイクルボックスに入れると10円返金されるもの。いつもココアを飲みながら「こういうところにも、ちゃんとリサイクルの意識が高まってきているんだな」と感心していたなりが、そうした意識をさらに高めた、新たな紙コップタイプの飲料自販機が続々と登場しているというなり。

それはマイカップ、つまり自分が持参したマグカップなどを自販機に入れることができる紙コップタイプの飲料自販機なりよ。マイカップがないときには普通に紙コップが出てきて飲料を抽出するなりが、マイカップを自販機に差し出すとセンサーが感知。紙コップが出てこないような、単純ながら優れた機能を採用しているなりね。マイカップを利用する場合には、紙コップ分として10〜20円程度の割引が受けられることが多いようなり。

こうしたアイデアはもっと昔からあっても良さそうなものなりが、実現を阻んでいたのは法律の壁。2年前に食品衛生法に基づく規制緩和が行われたことで、ようやく実機が登場することになったなりね。リサイクル事業を推進する経済産業省には昨年11月に設置されたのをきっかけに、静岡、長野、滋賀などの各県でも県庁内に同タイプの自販機を設置。ほかにも大学などに設置する動きが出ているなりよ。

マイカップ持参で飲料を購入。このスタイル自体は「スターバックスコーヒー」が日本に上陸し、タンブラーが認知されるようになってから珍しいものではなくなったなりが、自販機というカタチでの普及はまだまだ。今後、こうした自販機が増え、もっとリサイクルへの意識が高まっていくと良いなりね。

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