KDDIにパナソニック製端末が復活、2007年春に投入へ。

2006/05/25 14:08 Written by コ○助

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ソニー・エリクソン製の「ウォークマンケータイ」こと「W42S」やカシオ計算機製のタフネスケータイ「G'zOne W42CA」など、この夏に発売するモデルも充実のラインアップを揃えてきたau。好調な加入者の伸びに支えられ、魅力的な端末の投入や総合音楽サービス「LISMO」に代表される意欲的なコンテンツを展開するなど、秋から導入される番号ポータビリティに向けて臨戦態勢を整えているなりが、一部のユーザーにとってはかなり魅力的な施策が新たに発表されたなりよ。

それは、新たな端末メーカーとしてパナソニック モバイルコミュニケーションズが2007年春から加わるというもの。正確には2002年3月に発売されたcdmaOne端末「C3003P」を最後にau向けに端末が投入されてこなかっただけで、全く新しい端末メーカーが加わったというわけではないなりが、この5年近くの間、パナソニック製の端末を求めてNTTドコモに「移籍」したユーザーも少なくないだけに、既存ユーザーの引き留めと、これまでNTTドコモでパナソニック製の端末を利用していたユーザーの「移籍」を促すにはこれ以上ない施策と言えるなりね。

以前、Narinari.comでもITmediaで行われた調査「どのキャリアからどのメーカー製端末が出てほしい?」の結果をご紹介したことがあったなりが、この調査では「auユーザーが欲しいメーカー」の項目で一番多かった回答が「パナソニックモバイルコミュニケーションズ」だったなりよ(2位はNEC、3位はノキア)。コ○助を含め、かつてパナソニック製の端末を愛用していたユーザーに加え、NTTドコモのパナソニック製端末をうらやましく感じていたユーザーから、まさに「熱望」されている状態だったなりね。

参考までに、パナソニック モバイルコミュニケーションズが加わったあとのauの端末メーカーをまとめておくなり。

[auの端末メーカー一覧]
三洋電機/鳥取三洋電機/ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ/日立製作所/カシオ計算機/東芝/京セラ/パンテック&キュリテル・コミュニケーションズ/シャープ(予定)/パナソニック モバイルコミュニケーションズ(予定)/セイコーインスツル

そうそう、一覧に名前の入っているシャープなりが、現在はまだau向けにシャープ製の端末は投入されていないものの、2006年11月までにラインアップに加わることがすでにauからアナウンスされているなりよ。時期からみて、番号ポータビリティが導入される前に発表される「秋モデル」でお披露目されるのが確実視されているなりね。大手かつ定評ある端末メーカーのシャープがどのような端末をau向けに投入するのか、楽しみにしているユーザーは多いなりよね。

パナソニック モバイルコミュニケーションズとシャープの参戦により、「NTTドコモにあってauにはない端末メーカー」は日本電気(NEC)、富士通、三菱電機、モトローラ、LG電子、ノキアあたり。逆に「auにあってNTTドコモにはない端末メーカー」は鳥取三洋電機、日立製作所、カシオ計算機、東芝、京セラ、パンテック&キュリテル・コミュニケーションズあたりとなるなり。それぞれに個性のある端末メーカーが集っているので、いずれも甲乙付け難いラインアップ。キャリアのイメージに差を付けるのは双方に端末を投入しているメーカーよりも、むしろこうしたメーカーの頑張りに拠るところが大きいだけに、さらに魅力的な端末の投入に期待したいものなり。

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