サッカーW杯日本代表23人を発表、久保竜彦選手は落選。

2006/05/15 19:54 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


ワールドカップドイツ大会の開幕まで、いよいよあと1か月。6月9日の開幕を「今か、今か」と楽しみにしているファンは多いと思うなりが、さすがにワールドカップ規模の大会になると、サッカーファンのみならず、普段あまりサッカーを見ない層でも気分が高揚してくるものなりよね。ドイツとの時差の関係で、日本での試合中継はだいたい22時過ぎからになるため、大会期間の1か月間は寝不足必至の日々になりそうなりよ。今年はトリノ五輪に続き、大きな大会続きで見るほうも大変なり(笑)。

前回、2002年のワールドカップ日韓大会から4年。それはすなわち、トルシエ監督からジーコ監督にバトンタッチして、「ジーコジャパン」が発足してから4年が経過したことを意味しているなり。そういう意味では、今回のドイツ大会は「ジーコジャパン」の総決算。ワールドカップの舞台に立つことを目標にしてきた選手にとっても、ジーコ監督にとっても、総仕上げの大会となるなりね。そして、そんな「ジーコジャパン」の最終形とも言えるワールドカップ代表メンバー23人が、15日に正式発表されたなりよ。

[サッカーW杯ドイツ大会 日本代表23人]
【GK】土肥洋一(FC東京)/川口能活(磐田)/楢崎正剛(名古屋)
【DF】田中誠(磐田)/宮本恒靖(G大阪)/三都主アレサンドロ(浦和)/中沢佑二(横浜M)/中田浩二(バーゼル)/坪井慶介(浦和)/加地亮(G大阪)/駒野友一(広島)
【MF】福西崇史(磐田)/中田英寿(ボルトン)/中村俊輔(セルティック)/小笠原満男(鹿島)/稲本潤一(ウエストブロミッジ)/小野伸二(浦和)/遠藤保仁(G大阪)
【FW】柳沢敦(鹿島)/高原直泰(ハンブルガーSV)※/玉田圭司(名古屋)/大黒将志(グルノーブル)/巻誠一郎(千葉)
※高原選手はフランクフルトに移籍予定。

このメンバーを見て、前回大会の頃に比べると日本代表にそれほどの「凄み」や「新味」を感じないという印象を抱いている人は少なくないのでは。事実、代表の主力級として活躍する選手は前回大会の経験者が多く、この4年間にあまり世代交代が進まなかったことが現れているとも言えるなりよ。本来ならば2004年のアテネ五輪に出場した世代(20代前半)の選手がもう少し入ってきても良い感じがするなりが、残念ながら実際にW杯代表メンバー入りを果たしたのは駒野友一選手だけだったなりね。松井大輔選手や大久保嘉人選手、阿部勇樹選手、今野泰幸選手らの名前がないのは寂しくもあるなり。

寂しいといえば、「ゴールのニオイがする数少ないFW」として、ファンからも高い評価を受けている久保竜彦選手が落選してしまったのは残念。ジーコ監督も記者会見で「久保はすばらしい選手で、彼のプレーは個人的にも大好きだった」と認めつつも、「しかし、いまはコンディションが悪く、能力を発揮できていなかった。最後まで考え抜いた結果、こうなった」と語っていたなりよ。苦渋の決断だったことがうかがえるなりね。

特に大きなけがをする選手が出てこない限り、ワールドカップ本番はこのメンバーで臨むことになるわけなりが、皆さんはこの代表選考の結果、どう感じたなりか?

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.