全国270警察署が駐車違反取り締まりガイドラインをネットで公開。

2006/05/09 18:32 Written by コジマ

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6月1日から始まる駐車違反取り締まりの民間委託。Narinari.comでも先月にお伝えしたとおり、「車から離れたら即摘発」という厳しいものになりそうなのだけれど、先月27日に全国270の警察署が委託する民間会社との契約を完了し、そのガイドラインをに策定、いよいよ大詰め迎えているのだ。そんななか各警察署がそのガイドラインをネットで公表しているという記事が、日経BPのデジタルARENAに掲載されているのだ。あなたの家の近所は「重点地域」に指定されているだろうか。

このガイドラインは、各警察署管轄内の重点取り締まり地域と取り締まりの時間帯をおおまかに示している。その範囲は警察署ごとに異なっており、例えばぼくの住む江東区の城東署では、「最重点路線」として京葉道路(国道14号)、蔵前橋通り(主要地方道315号)、明治通り(主要地方道306号)の3線だけが挙げられているけど、銀座を管轄に持つ築地署では、「重点路線」が外堀通り(都道405号)、中央通り(国道15号)、晴海通り(主要地方道305号)、新大橋通り(主要地方道50号)、海岸通り(主要地方道316号)と6線を数え、「最重点地域」も銀座1〜8丁目などや最重点路線周辺といった広範囲に及ぶなど、管轄の街の大きさによってかなり違うのだ。

また、重点的に取り締まる「重点時間帯」も異なり、城東署は「最重点地域」でも午前9時〜午後8時が多いのだけれど、築地署は午前10時〜翌午前3時までが多くなっている。ちなみに、一般市民に公開されるガイドラインは、これが最初で最後だそう。

ガイドラインで公表されている取り締まり地域は民間委託される地域というだけで、他の区間も従来どおり警察官によって取り締まりが行われる。デジタルARENAによると、この警察官による取り締まりでも「即アウト」なのだとか。やむをえない理由があって駐車しなくてはならない時もあるので、頻繁に車に乗る人はこちらで予習しておいたほうがよいのだ。

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