ロサンゼルスで5月9日から開催される世界最大のゲームショー「Electric Entertainment Expo(E3)」を前に、各陣営とも何やら慌ただしい動きを見せ始めているなりが、ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI)は8日にプレス向けのイベントを開催。「プレイステーション3」の発売日を11月11日にすると発表したなりよ。また、概ね「高いだろう」という予想で一致してきた注目の価格も、62,790円からと発表されたなりね。
このプレス向けのイベントでは、発売日と価格だけでなく、実際に発売される2モデルの違いについても明らかにされたなり。その特徴やスペックについて、簡単にまとめておくことにするなりね。
[プレイステーション3 20GBモデル]
・ブルーレイディスクドライブを搭載。
・6軸検出システム装備の専用コントローラーが付属。
・コントローラーは有線(USB)、無線(Bluetooth)の切り替えが可能。
・本体色はクリアブラックのみ。
・発売日は11月11日(米国では11月17日)。
・価格は62,790円(米国では499ドル)。
[プレイステーション3 60GBモデル]
・ブルーレイディスクドライブを搭載。
・6軸検出システム装備の専用コントローラーが付属。
・コントローラーは有線(USB)、無線(Bluetooth)の切り替えが可能。
☆HDMI端子、無線LANアダプタを搭載。
☆メモリースティック、SDカード、コンパクトフラッシュのリーダ/ライタを搭載。
・本体色はクリアブラックのみ。
・発売日は11月11日(米国では11月17日)。
・価格はオープンプライス(米国では599ドル)。
※☆印は60GBモデルにのみ搭載される機能。
上位モデルとなる60GBモデルの価格はオープンプライスなので正確な価格は分からないなりが、米国での価格に照らし合わせると、だいたい7万円台中盤くらいになるのではないかと見られているなり。ゲーム機という枠組みで考えれば、20GBモデルの62,790円も、60GBモデルの7万円台中盤も、かなり高額の部類。ブルーレイディスクへの対応が価格を押し上げているとはいえ、もはや子どもでは手が出ない……どころか、大人でもおいそれと手を出せない次元となってしまったなりね。対抗する任天堂の「Wii」の価格は2万円台に落ち着くのではないかと見られているため、今回の次世代機争いは性能の違いだけでなく、価格の違いに消費者がどういった判断を下すのかも注目する必要がありそうなりよ。
この「プレイステーション3」の価格にはすでに各所で反応が現れているなりが、だいたいは「高すぎるので、価格が下がるまで見送り」という後ろ向きなものが多い雰囲気。コ○助も5万円以内だったら購入しようと思っていたなりが、上位モデルの7万円台には少し動揺しているなり(笑)。どうせ買うなら、上位モデルが欲しいし……。とはいえ、すでに
スクウェア・エニックスから「FINAL FANTASY XIII」と「FINAL FANTASY Versus XIII」が、
セガからは「バーチャファイター5」が発売されることが発表されており、キラータイトルが揃っているのも確か。単純に「高い」を理由にスルーはできなそうではあるなり。これから「Wii」の価格と、互いのソフトラインアップを比較しながら、どちらを購入するのかじっくり検討する必要があるなりね。今のところ、気持ち的には「Wii」のほうが欲しいなりかねぇ。
皆さんは「プレイステーション3」の価格を聞いて、どんな印象を抱いたなりか?