伸び悩むライバル「PSP」を尻目に、老若男女問わずに爆発的な勢いでユーザーを増加させている「ニンテンドーDS」。タッチペンや2画面、無線LANといった機能に加え、それらの機能を活かしたゲームが続々と登場しているのも「ニンテンドーDS」の強みなりよね。これまで7本のミリオンセラータイトルを輩出していることだけを見ても、「ニンテンドーDS」の凄さが伝わってくるなりよ。

現在の機能でも十分にユーザーを楽しませてくれている「ニンテンドーDS」なりが、さらに楽しませてくれそうな新機能が、15日に任天堂が開催した「ニンテンドーDS カンファレンス！2006.春」で発表されたなり。それは、「ニンテンドーDS」でネットサーフィンができる「ニンテンドーDSブラウザー」と、携帯電話向けのデジタル放送として注目を集めているワンセグ放送に対応した「DS地上波デジタル放送 受信カード (仮称)」。いずれも携帯ゲーム機の枠を超え、「ニンテンドーDS」が次のステップへと進むターニングポイントを迎えそうな新製品なりよ。

詳細な製品の仕様は明らかにされていないなりが、どのような製品なのか、判明している情報だけまとめておくなりね。

［ニンテンドーDSブラウザー］
・Operaと共同開発したブラウザ。
・タッチペンでの操作が可能。
・日本語入力にはATOK8を採用。
・2画面使用してのブラウズ、上画面でブラウズ＆下画面で入力などが選べる柔軟な設計。
・6月発売予定、価格は3,800円。

［DS地上波デジタル放送 受信カード（仮称）］
・ワンセグ（地上デジタル放送）の受信が可能。
・カードは本体から飛び出すくらいの、やや大きめなサイズ。
・発売時期、価格は未定。

従来の「ニンテンドーDS」はややオモチャ的な雰囲気のあるデザインだったので、外で使うことに抵抗を覚える人も少なくなかったと思うなりが、先日発表された「ニンテンドーDS Lite」なら、良い大人でもバッチリ外でも使うことができそうな雰囲気。そして「ニンテンドーDS Lite」と「ニンテンドーDSブラウザー」を組み合わせれば、ちょっとしたPDAよりも便利に利用することができるかもしれないなりね。この組み合わせはかなり物欲をそそるなりよ……。

単純にゲームとしての側面だけでなく、携帯情報端末としての側面も出してきた「ニンテンドーDS」。これからどこまで進化していくのか、楽しみなり。