阪神の井川慶投手、胴上げに参加せず厳重注意。

2005/09/30 11:32 Written by コ○助

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昨日の阪神の優勝シーン。あらかじめ全国放送の中継が組まれていた巨人戦だったこともあって、優勝の瞬間を目撃できた阪神ファンは多かったようなりが、選手が笑顔で飛び上がったり、じゃれ合ったりしている姿を見ると、やはりファンとしては嬉しいものなりよね。岡田監督が胴上げされ、優勝フラッグを持って選手がグラウンドを一周し、選手全員による記念撮影。次々と感動的なシーンが続いて行くなりが、あれ、待てよ。そこでコ○助を含め、たくさんの阪神ファンが気が付いてしまったなりよ。「エースの井川が居ない」。

優勝の喜びをチームメイトと分かち合うため、この日は登板予定のない投手や、1軍登録を外れている一部の選手も甲子園球場に駆けつけ、優勝の瞬間を待っていたというのに、エースと呼ばれる立場の井川投手の姿が見えなかったなりね。井川投手は2003年の優勝時にも、「翌日の登板に備える」との理由で祝勝会(ビールかけ)を欠席、オーストラリアへの優勝旅行も行かなかった「前科」があったため、阪神ファンの間では「またか」と、やや白けたムードになってしまったなりよ。まあ「翌日の登板に備える」はちゃんとした理由だし、優勝旅行は行かない選手がいるのは毎度のことなので井川投手を責めるべきでは無いのかもしれないなりが、今回の優勝は次の日が登板日ではないし、今年は春先から「ビールかけに参加する」意向を示唆していたので、絶対に前回のようなことは無いと思っていたなりが……。

実は井川投手。スポーツニッポンによると、この日は甲子園での試合前練習には参加していたものの、前日に登板していたためにベンチ入りメンバーから外れる「上がり」だったことから、球団側に「試合中は別の施設でトレーニングしたい」と申請。球団側もこれを認め、西宮市内のジムでトレーニングを行っていたというなりよ。そして、胴上げの瞬間に間に合うようタクシーを手配していたものの、乗り遅れてしまったために甲子園でのセレモニーには間に合わなかった、と釈明しているというなり。優勝という大事な瞬間に向けて早めに行動しなかったのは、意図的なのか、それとも性格なのか(笑)。

さすがに球団側も看過することができなかったようで、沼沢正二球団取締役管理部長が口頭で「厳重注意」をしたなりよ。井川投手は昨オフにポスティングシステムによるメジャー移籍を球団に要求し、却下されたなりが、この背景には球団内で孤立していることが理由のひとつなのではないかとの噂も流れているだけに、今回の胴上げ不参加がチームメイトやファンの不信感を買うことに繋がり、さらに孤立するようなことにならなければ良いなりねぇ。

もし日本シリーズに優勝した瞬間、その場所に井川投手の姿が無かったら……。球団から怒られているのでもう同じ過ちは繰り返さないと思うなりが、胴上げシーンがまた見られた時には、ぜひ井川投手の姿を探してみて下さいなり(笑)。

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