au、最大5人まで「声チャット」できるサービスを年内導入。

2005/09/25 16:02 Written by コ○助

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来年の番号ポータビリティ制スタートを前に、各キャリアから新しいサービスの導入が相次いでいるなりが、auが年内にも導入する方針を固めた新しいサービスが判明したなりよ。それはトランシーバーのように最大5人まで話せたり、写真や文章のやり取りをすることができる「声チャット」サービス。通話やメール、WEBとは異なる、新しいコミュニケーションツールとして期待されるサービスなりね。

朝日新聞によると、最大5人までの「声チャット」で採用されるのはプッシュ・トゥー・トーク(PTT)。アメリカで人気を集めているトランシーバーのような方式で、先日、「NTTドコモがトランシーバー方式で『音声通話定額』を導入」と報じられたのと同じ方式なりよ。NTTドコモが予定しているサービスは、携帯電話に事前登録した人同士が、トランシーバーと同様の機能を使って交互に通話できるようにするもの。auが準備しているものも「話し手が送信ボタンを押しながら話すと、残りの参加者全員に聞こえる。1人の話が終われば、別の人がボタンを押して話す形で会話する」ということなので、機能的にはほぼ同一のモノと考えて良さそうなりね。

NTTドコモのサービスもまだ詳細が明らかにされていないので比較は難しいなりが、auのサービスは文章や写真によるチャット機能も併せ持つのが特徴。チャットを始めたい人が登録された仲間に呼びかけると、自動的に相手のチャット用ソフトが起動し、会話をすることができるなりね。イメージ的には、携帯電話の標準機能としてインスタントメッセンジャーが搭載されているような感じなりか。電話ができるシチュエーションではないけれど、すぐに連絡を取りたい。そんなときには活躍してくれそうなサービスなりね。

ちなみに、21日に都内で開かれた定例の社長会見で、小野寺正社長はプッシュ・トゥー・トーク方式のサービス導入について「(米国では法人向けのサービスが普及しているが)日本でどこまでこのスタイルが受け入れられるか、端末に実装したときの使い勝手がどうか、この2点が問題。正直なところ、まだわからないといった印象」(インプレス)と発言していたなりよ。消極的な姿勢とも取れる発言だったなりが、実際にはトランシーバー型の音声サービスだけではなく、文字や写真によるチャット機能を組み合わせることでユーザーの使い勝手を向上させればサービスとして育つと判断したようなりね。

対応端末は年内に数機種、来年春には全機種を対応させる考え。どの程度このサービスを使いたいと思えるシチュエーションがあるのかは未知数なりが、きっと無いよりはあった方が良いサービスには違いないので、auユーザーの人はサービスの開始を心待ちにするべし。

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