タリーズコーヒーの新業態は中華風ドリンクの「爽好果」。

2005/09/21 16:26 Written by コ○助

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数あるコーヒーチェーンの中でも、オリジナリティ溢れる商品を出すことで人気を獲得しているタリーズコーヒー。北は北海道から南は沖縄まで、全国各地に精力的な店舗展開を見せているなりが、コーヒーチェーンの業態一本で勝負しているライバルのスターバックスコーヒーとは異なり、タリーズコーヒーは別業態の開発にも積極的に乗り出しているなりよ。緑茶ベースの和風ドリンクを提供する「KOOTS GREEN TEA」はおにぎりやわらび餅などの「和」の軽食や甘味が受け、着々と店舗数を拡大。現在は東京、埼玉、千葉、茨城、岐阜、鹿児島に9店舗を構えるまで成長しているなりね。

そんなタリーズコーヒーが次に仕掛けるのは、中華風ドリンクとデザートを提供する「爽好果(しゃんらいか)」。「KOOTS GREEN TEA」に次ぐ業態として、将来的には300店ほどの展開を視野に入れているお店なりよ。9月10日に東京・新宿の「新宿三越アルコット」に1号店をオープンさせたばかりなりが、最大の特徴は基本となるジュースやスムージーにゼリーとトッピングを加えることができる点。あらかじめ基本料金の中にゼリーとトッピングの料金が組み込まれているため、利用者にドリンクのカスタマイズの楽しさを体験してもらうのが狙いだというなり。

肝心のメニューは「マンゴージュース」「杏仁ミルクジュース」「ココナッツミルクジュース」「バナナココナッツミルクジュース」「パイン&アップルジュース」「タロイモミルクジュース」などが用意されており、これに「亀ゼリー」「愛玉子」「ニガウリゼリー」「黒タピオカ」「白タピオカ」などのゼリーと、「緑豆」「蓮の実」「小豆」「虎豆」「海草ゼリー」「いちご」「バナナ」「マンゴー」「ライチ」「アロエ」「ハスマ(蛙の皮下脂肪)」などのトッピングを組み合わせることができるなりよ。

味に関しては相当自信があるようで、すべてのメニューをチャイニーズレストラン「トゥーランドット游仙境」の総料理長である脇屋友詞氏が監修しているというなり。「トゥーランドット」といえば、六本木ヒルズなどにも入店している人気のお店。その総料理長がゴーサインを出したメニューならば、期待しても良さそうじゃないなりか。

この手の「ドリンク+トッピング」のスタイルは香港などのアジア諸国ではよく見られるなりが、日本ではまだまだ一般的とは言えないなりよね。タリーズコーヒーのような大手資本が展開することで、新たなドリンクのジャンルとして日本に定着する可能性は十分。今後の店舗展開、大いに期待したいところなり。

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