花田勝プロデュースの新店「66亭」、六本木にオープン。

2005/09/14 14:58 Written by コ○助

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二子山部屋のちゃんこの味を提供する、花田勝プロデュースの「Chanko Dining 若」1号店を2003年3月に東京・六本木にオープン。繁華街から少し離れたところに店を構えたことから、当初はなかなか客足が伸びずに「畑違いの事業で先行きは暗い」などと揶揄されたこともあったなりが、花田勝自らが店に顔を出すなどマメな努力が実を結び、六本木店は次第に深夜でも客足が絶えない繁盛店になったなりね。そして次々と店舗を拡大し、今や東京、大阪、名古屋など国内に9店舗、9月23日には初の海外店舗となる韓国・ソウル店をオープンさせるなど、すっかり「Chanko Dining 若」は軌道に乗っているなりよ。

相撲界の頂点である横綱の座を捨て、タレントに転向するもパッとせず、アメフトに挑戦するも失敗。相撲時代には人気のあった花田勝だけに、何をやっても上手く行かなかった時期にはその行く末を心配していた人も少なくないと思うなりが、今やすっかり実業家として活躍しているなりね。そんな花田勝が「Chanko Dining 若」の成功に続けとばかりに、新たな飲食店をプロデュース。9月13日に「Chanko Dining 若」創業の地と同じビル内に、焼肉店の「66亭(ROKUROKUTEI)」をオープンさせたなりよ。普通の焼肉との違いは「スタイリッシュなニュースタイルの『焼肉』をご提案」というコンセプトのようなりが、体よく横文字でぼやかしているので、その実像はよく見えないなりよね(笑)。

「66亭」の看板メニューは「和牛づくし」(キムチ、キャベツ付き。3,900円)。「A5級」の最上級ランクの和牛から「Roku Roku カルビ」「生ハラミ」「サーロイン」「角切りカイノミ」を300グラム分セットにしたメニューで、これらを焼いたあとにさっぱりポン酢だれ、特製66だれ、柚胡椒、生わさび、フレッシュレモンの5種類のタレで楽しむことができるというなり。ほかに追加肉として「特選三角バラ」(2,200円)、「Roku Roku カルビ」(1,000円)、「サーロイン(100グラム)」(1,200円)、「サーロイン(200グラム)」(2,200円)、「生ハラミ」(1,400円)、「角切りカイノミ」(1,200円)が用意されているなりね。

サイドメニューには、「特選和牛のたたき」(1,500円)、「秋の味覚! 3種の木の子焼き(松茸、雪嶺茸、丹波しめじ)」(1,500円)、「たっぷり蒸し鶏の冷麺」(950円)、「彩々パプリカのキムチ」(650円)、「芽野菜ビビンバの鶏わさのせ」(1,100円)などがあるなり。それほど充実のサイドメニュー、といった感じでは無いなりが、ひとつひとつが少し凝った雰囲気があるなりね。

価格的には、六本木という場所柄を考えれば良心的な価格帯。むしろ、A5級の和牛を使っていることを考えたら安いくらいかもしれないなり。店員さんに訊ねたところ、六本木の成否によっては、今後「Chanko Dining 若」のように店舗展開していく可能性もあるとのこと。美味しそうではあるなりが、ちゃんこと違ってライバルの多い激戦区「焼肉」への殴り込みは果たして成功するかどうか。注目しておきたいところなり。

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