福岡の進学校で昼寝に関する実験、3人に2人が効果を実感。

2005/09/04 17:56 Written by コ○助

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高校生くらいの年代って、いくら寝ても眠いものなりよね。コ○助は高校時代、深夜までテレビやラジオに夢中になって夜更かしすることが多かったからとはいえ、学校の授業中にはまあよく寝たこと、寝たこと(笑)。基本的に遅刻はしたことが無かったなりが、体育などのどうしても寝られない課目を除き、1時間目から爆睡する日々だったなりよ。でも、だいたい午前中に寝ていると午後の授業の頃にはピンピンしていたので、半分の授業は真面目に受けていたことになるのかも。睡眠さえ取っていれば、真面目な生徒だった……はずなり(自信なし)。

授業中に寝まくりのコ○助はやりすぎにしても、眠気に襲われて授業に集中できないという悩みを抱えている高校生は少なくないと思うなりが、最近いろいろなところで真面目に議論されているのは、集中力を高めるために昼寝の時間を確保する動き。海外には昼寝の時間を取り入れた企業や学校の例がいくつもあり、その効果について日本でも紹介されることが増えてきたなりよね。昼寝といっても、コ○助のように授業を潰して何時間も寝ることを推奨しているわけでは無いなりが、15分程度の時間でも昼寝をするのとしないのとでは、その後の作業効率が全く異なることは、海外の事例で実証されているなりよ。

とはいえ、まだまだ旧態依然とした日本の企業や学校では昼寝の時間を実際に取り入れるまでには至っていないなりが、福岡県久留米市の明善高校では「授業中に寝るくらいなら昼寝の時間を取ったほうが良いのでは」という素朴な疑問から、全学年の男女約1,000人を対象に、1か月に渡って昼食後に15分の昼寝を取った生徒と、取らなかった生徒を比較して授業への集中度を検証したなりね。すると、昼寝を取った生徒のうち3人に2人が「頭がすっきりするなど効果があった」と、その効果を実感しているというなりよ。コ○助は15分では無いなりが、午前中にしっかり寝ることで午後にはお目目パッチリで授業に臨んでいたので、その効果については10年前に気が付いていたなりよ(←ダメな人)。ふふふ。

昼寝の時間を取り入れている学校の例としては、以前、打ち切りになってしまった日本テレビのバラエティ番組「A」の中で紹介されていた台湾の学校が印象的だったなり。台湾ではどこの学校でも、食事の後に30分の昼寝の時間があり、クラス全員が寝なくてはいけないなりね(笑)。まあ実際にはグーグーと寝るまでには至らなくとも、机に伏して体を休めなくてはいけないなりよ。この時間に校庭で遊んだり、ほかのことをしたらダメという徹底ぶりで、しっかり昼寝しているかどうかをクラスごとに評価するシステムが確立されているのだとか。コ○助が台湾人だったら、きっとそのシステムに見事にフィットしていたはずなり。残念。

現状では、会社が学校単位でその時間を確保してくれないと昼寝をすることが難しいなりが、次第に昼寝の評価は徐々に高まりつつあるのは確かなので、いずれ「昼寝励行」という世の中が来るかもしれないなりね。どうか早くそんな時代が訪れますように。

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