8月も下旬に差し掛かり、地方によっては日差しが和らいで秋めいてきたという報告もチラホラと見かけるようになってきたなりが、東京をはじめ、多くの地方ではまだまだ暑い日が続きそうなりよね。連日の暑さで食欲が湧かず、すっかり夏バテしてしまったという人も多いかもしれないなりが、そんな時こそ食べたくなるのが冷たい食べ物。冷やし中華にそうめん、冷や奴、アイスなどなど、昔から冷たい食べ物はいろいろとあるなりが、最近は「新顔」の冷たい食べ物が続々と登場し、それらが人気を集めているなりよ。
例えば、
Narinari.comでも4月にご紹介したことがある「冷たいお茶漬け」。これは永谷園とサントリーが共同開発し、今年5月から8月までの期間限定で発売されているもので、「冷たい烏龍茶をご飯にかけるお茶漬け」という新しい提案なりね。バリエーションは「中華風冷やし烏龍茶づけ(貝柱)」「同(蒸し鶏)」の2種類なりが、メインの具材のほかにザーサイ、クコの実、胡麻、葱などが入っているなりよ。永谷園によると「若い層が中心かと思いきや、中高年にも受けている」ようで、発売以来、500万個も売り上げているのだとか。
ほかには、パンチェーンの「アンデルセン」が販売している「冷やして食べるパン」というのもあるなり。パンは焼きたてこそうまい。それは今も昔も正しいなりが、「アンデルセン」が販売している「ソレイユ」は卵とバターをふんだんに練りこむことで、冷蔵庫で冷やしてもパサパサにならずに美味しさを持続できる工夫が凝らされているパンなりね。コ○助も食べたことがあるなりが、確かに冷やしても生地がしっとりとしていて良い感じだったなりよ。「アンデルセン」ではそのまま食べるのはもちろんなりが、「一度凍らせてからちょっと戻して食べると風味が出ます」と、ただ冷やすだけでなく、一度凍らせてしまう食べ方を提案しているなりね。こちらは1日に500本も売る店が出るほどのヒットを記録しているのだとか。
さらには、紀文が販売している「冷たいおでん」なんてのもあるなり。この夏から発売を始めた「鯛だし仕立ておでん」は、大根、卵、こんにゃく、ちくわなどの具は普通のおでんと同じなりが、だしが冷たいのが特徴。からしではなく、わさびを付けて食べる、新しい食べ方の提案をしているなりよ。これは味が想像できるなりが、確かに美味しそうかも。
過去には「冷やしカレー」など、さまざまな「クールフード」の提案はあったものの、なかなか定着には至らずに消えていったモノが多いなりよね。今年、売り上げを伸ばしている「クールフード」が来年以降も売れる保証はどこにも無いなりが、せっかくヒットの兆しが見えてきたこれらの商品。一過性のブームに終わらせずに、日本の新たな食文化の一ページとして、定着させていって欲しいものなり。コ○助もとりあえず「冷たいお茶漬け」くらいは、早く食べてみなければ。