9月スタートのWebメール版「PostPet」が目指すもの。

2005/07/12 05:23 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


2002年に発売された「PostPet V3」以来、3年ぶりの「PostPet」シリーズの新作として9月のサービス開始がアナウンスされたされた「Webメール de PostPet」。すべてFlashで作られ、ブラウザ上だけで「PostPet」の世界を楽しむことができるサービスなりが、前作から3年の月日を要した理由や、その構想について、ソニーコミュニケーションネットワークの担当者へのインタビューと、それをまとめた記事がITmediaに出ているなりよ。久しぶりの「PostPet」の新作ゆえ楽しみにしている人も多いと思うので、少しチェックしておくことにするなりね。

「実は、V3発売前後から、Webメール版の構想はあったというが、なかなか実現に至らなかった。動画を使ったWebメールは、当時主流だったダイアルアップ回線には重すぎた上、ブラウザの動画表現力も未熟で、ポストペットの世界観を再現できる環境が整っていなかったためだ」
「キャラクターや部屋のデザインは、子供っぽくなく、かつ落ち着き過ぎない万人向けを目指した。従来製品のユーザーだった20〜30代男女だけでなく、子どもからお年寄りまで広い層に使ってもらいたい考えだ」
「Webメール版の開発コードネームは『SOBA』。誰でも気楽に楽しめる、のど越しの良いそばのようなサービスを目指すという」

なるほど、「『PostPet V3』の次はWebメール版で」という構想は早い段階からあったようなりが、ブロードバンドが普及して機が熟すまでは、サービス提供を先送りにせざるを得ない状況が続いていたわけなりね。確かにダイアルアップ回線では、Flashバリバリのコンテンツは厳しいなりからねぇ。開発陣にとっても、「Webメール de PostPet」は積年の想いが詰まった、念願のサービスと言えそうなりか。

具体的なサービスの内容についても触れられているなりが、基本的にはSo-netの接続会員かメール会員ならば、「Webメール de PostPet」は利用料はタダ。無料で提供されるサービスは、パッケージ版の「PostPet V3」と同様、10種類のキャラクターのチョイスと、過去のシリーズとのメールのやり取り、そして新たにユーザー同士で交流できる機能を順次追加していく計画だというなり。ここら辺はインターネットの特性を活かしたサービスをちゃんと準備しているようなりよ。

また、「Webメール de PostPet」では有料コンテンツも用意されるようで、シリーズ初の試みとして数十円から数百円程度のペットのおやつや部屋の家具が提供されるというなり。アバターのアイテム購入のような感覚なりが、これくらいの価格だったら、チョイチョイと買ってしまう人は多そうなりよね。

生まれ変わった「Webメール de PostPet」で、再び「PostPet」ブームに火を付けることができるかどうか。注目しておきたいところなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.