有名ラーメン店がジンギスカン専門店に相次ぎ参入。

2005/05/04 15:14 Written by コ○助

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東京を中心とするジンギスカンブームに乗るべく、ジンギスカン専門店に新規参入する企業が相次いでいるなよね。この1年間でずいぶんと専門店の数が増えてきたという実感を持つことができるほど、都心部にはあちこちに専門店が出来ているなりが、北海道発祥の有名ラーメン店がラーメンに続く事業のひとつとして、ジンギスカン専門店の展開に乗り出しているというなりよ。

旭川発祥の「らーめん山頭火」を展開するアブ・アウトは5月9日に東京・日本橋に「ジンギスカンふらの」をオープン。「ジンギスカンふらの」は昨年夏前に仙台に第一号店がオープンしているなりが、今回の東京進出によって本格的な展開の布石を作る、といったところなりか。この店の特徴は、従来店ではほとんど見られない「タン」や「ハツ」といった内臓肉をメニューに取り入れ、「らーめん山頭火」が監修したタレを使うところ。「らーめん山頭火」といえば塩の使い方には定評のある店だけに、美味しい塩ダレを楽しむことができそうなりね。

また、「らーめん むつみ屋」を展開するハートランドは、東京・自由が丘に「熱風ジンギスカン カルニチン堂」を出店。従来から展開している中国の火鍋専門店「老湯火鍋房」で3月から試験的にジンギスカンメニューを取り入れたところ好評だったため、専門店の進出を決めたというなり。もともと火鍋の食材として羊肉を調達していたことも、新業態の「熱風ジンギスカン カルニチン堂」への進出にはさほど壁が無かったと言えそうなり。

有名ラーメン店とジンギスカンという組み合わせは少々意外な気もするなりが、ラーメン業界は流行廃りが速いので、新しい事業の柱を作りたいと考えるのは当然のこと。先鞭を付けた北海道発祥の「らーめん山頭火」と「らーめん むつみ屋」に続いて、ほかのラーメンチェーンがジンギスカン専門店に進出……なんてこともあるかもしれないなりね。まだまだ続くジンギスカンブーム。異業種参入の動向にも注目しておきたいところなり。

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