インターネット人口の増加に比例するように増え続けるネット犯罪の数々。昔からネットで悪さをする人はいるものなりが、最近は手口が巧妙かつ複雑化しているため、被害に遭う人も増えているなりよね。コ○助を含め、周囲には幸いにも実際に被害に遭った経験を持つ人はいないものの、毎日のようにニュースを追っていれば、ネット犯罪に関する話題を目にしない日は無いというほど日常的なものとなってしまっているなり。
そんな数あるネット犯罪の中でも、特にここ1〜2年に渡って世間を騒がしているのは、やはり詐欺事件の類。架空請求やオークション詐欺、そしてフィッシング詐欺と、ネットを媒介にした詐欺事件に巻き込まれるケースが増えているのは、皆さんもご存知のとおりなり。そんな架空請求、オークション詐欺、フィッシング詐欺の3つを三大詐欺としてまとめ、実際にはどのような詐欺なのかという実態と、詐欺被害に遭わないための予防策などをまとめた特集「ネット詐欺撃退」を週刊アスキーに書かせてもらったなりよ。今回は5ページもいただいたので、結構ボリュームのある特集になっているなりね。
三大詐欺をいずれも警戒するべきなのは当然なりが、日常的に使うサービスで、自分がいくら注意していても被害に遭う可能性があるという意味では、オークション詐欺が最も警戒するべき詐欺なりかねぇ。架空請求は一部に裁判所へ出廷しなければ大変なことになるといった事例も出てきているため、一概に「無視し続けていれば良い」とは言えなくなっているなりが、これも注意深く請求書の内容を見ればそれほど慌てるものでは無いなりよね。
また、フィッシング詐欺も、送られてきたメールや、メールから飛んだ先のURLが正しいのかどうかをちゃんと見分ける方法さえ分かっていれば、それほど恐れるようなものでは無いと思うなりよ。でも、ユーザー自らが能動的にコミットするサービス(=ネットオークション)上で起こる、顔の見えない個人間の信用取引に突け込んだオークション詐欺は、被害に遭う可能性をゼロにするのは難しいかもしれないなり。とはいえ、オークション詐欺への遭遇率を限りなくゼロに近づけるためのポイントはいくつかあるので、そういったポイントを踏まえておけば、それほどビクビクすることなく、楽しくオークションを利用できるというものなりよね。
まあ何でもそうなりが、ちょっとしたことを知っているかどうかで、結果が大きく異なることってあるじゃないなりか。ネット詐欺に関しても、知っていれば回避できることがいくつもあるので、そうしたポイントを特集を通して知ってもらえたらな、と思うなり。機会があれば現在発売中の週刊アスキーをチェックしてみて下さいませ。