「Xbox」の次世代機に著名クリエイターが続々参加。

2005/03/03 12:51 Written by コ○助

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「FFシリーズ」の生みの親である坂口博信氏が「Xbox」次世代機向けにソフトを開発することが発表されたばかりなりが、また新たに2人の著名クリエイターが「Xbox」次世代機向けにソフトを開発することが明らかとなったなり。マイクロソフトは現行の「Xbox」が日本市場で惨憺たる結果に終わったことを真摯に受け止め、次世代機では日本市場を重視する方針を打ち出しているなりが、こうした著名クリエイターの囲い込みの姿勢からも本気の度合いが伝わってくるなりよね。

今回「Xbox」次世代機への参加が発表されたのは元カプコン専務の岡本吉起氏と元セガの水口哲也氏。両者ともゲームが好きな人なら誰でもピンと来る、大物クリエイターなりよね。岡本氏はカプコンの代表作でもある「ストリートファイター」シリーズの開発を担当、カプコンを一流ゲームメーカーに押し上げた人物としても知られているなり。「バイオハザード」や「鬼武者」といった名作のシナリオ部分を担当したフラグシップの社長を兼務しながらカプコンの専務取締役にまでなったなりが、2003年にカプコンを退社。現在は独立してゲームリパブリックの社長を務めているなりね。

一方の水口氏は1990年にセガに入社。初めてプロデュースした「セガラリー・チャンピオンシップ」が世界的なヒットを記録したほか、名作にして迷作の「スペースチャンネル5」をプロデュース。「スペースチャンネル5」はゲームの枠を飛び出し、さまざまな媒体で話題となったため、水口氏も一躍有名になったなりね。水口氏も2003年にセガを退社しており、現在はキューエンタテインメントの社長を務めているなり。

まだ具体的にどのようなタイトルを開発するのかは明らかにされていないなりが、岡本氏が2タイトル、水口氏が1タイトル供給することは決まっているなりね。今回の「Xbox」次世代機への参加について岡本氏は「誰でもエンディングまで行けるゲームを作ることが目標」「今回の企画を実現するハードとして、最もフィットしたのが Xbox次世代機でした」、水口氏は「ゲームは世界観やストーリー、アクションといった様々な要素で構成されていますが、今回は何よりも遊んだユーザーの皆様のエモーションに強烈な印象を残せる作品を作りたいと思っています」「Xbox次世代機は必ずこの業界に大きなムーブメントを引き起こすと信じており、その中で今までにない最高のエンターテイメント体験を実現したいと思っています」とそれぞれ抱負を語っているなり。

また、「Microsoft Game Studios」作品の責任者であるピーター・ムーア氏は2人の参加について次のようにコメントしているなり。

「岡本氏、水口氏と、日本の有名なクリエイターが Xbox 次世代機向けのゲーム開発に続々と参加していることを発表できるのは、誠に嬉しく思います。岡本氏は、格闘アクション『ストリートファイター』やサバイバルホラー『バイオハザード』など、数多くの優良な作品を世に出すことに貢献し、その新ジャンルを開拓する力には非常に定評があります。水口氏はゲーム制作者として初めてプロデュースした『セガラリー・チャンピオンシップ』で世界的なヒットを記録し、その後、音楽とアクションを融合させたユニークなゲームを次々と作り出した実力あるクリエイターです。先に発表した坂口博信氏の RPG 作品 2 本、岡本氏、水口氏の作品らに加え、日本の他のクリエイターの方々とパブリッシャー各社が Xbox 次世代機向けソフト開発に次々と名乗りを上げています」

ゲームは制作者の名前で作るわけでは無いので必ずしも面白い作品が出来上がるという保証があるわけでは無いなりが、マイクロソフトの、そして岡本氏&水口氏の気概が伝わってくるのは確か。また、「Xbox」次世代機が現行機に比べるとかなり期待できそうなモノになりそうな予感はするなりよね。「Xbox」次世代機がどのようなモノになるのかはもちろん、岡本氏&水口氏が発表するソフトにも期待したいところなり。

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