「ダ・ヴィンチ・コード」の出演者、続々決定。

2005/01/25 14:11 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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(この記事には、映画および小説のネタバレが含まれている可能性がありますので、ご注意ください)

昨年の秋、日本に里帰りした際に姉からもらった「ダ・ヴィンチ・コード」(作者:ダン・ブラウン)の原本。セントルイスに戻ってからやっと読み出したのですが、これがまた面白かったこと!読み出すとなかなか本が閉じられず、その1週間ほどすっかり夜更かしになってしまいましたよ。

ハーバード大学で教鞭を取る象徴学者、ロバート・ラングドン。講演のために訪れたパリで、真夜中突然の電話に叩き起こされます。フランス司法警察、ベズ・ファーシュ捜査部長の使いだと名乗る警察官に連れて行かれた場所は、かの有名なルーブル美術館。そこには美術館館長が無残に殺されていました。そしてラングドンは、殺人現場に残された不可解な暗号の意味を解いてくれるように依頼されますが、いつの間にか事件そのものにも容疑者として巻き込まれることに……。ここから先は、それこそ分刻みのサスペンスが終りまで続きます。さらに歴史的な事実が複雑に絡み合って、もう次から次へと謎解きに振り回されっぱなし。

この小説。アメリカでも日本でもかなりのロングセラーになっておりますが、すでにハリウッドで映画化も決定。その主役ラングドン役をトム・ハンクス(「アポロ13」(1995年)他)が射止めたのは以前のnarinariコラムでもお伝えした通り。さらに他の主要キャストも最近続々と決定したそうです。ラングドンと一緒に歴史的なアナグラムを解いてゆく、被害者の孫娘で暗号解読者でもあるソフィー・ヌヴゥー役には、「アメリ」(2001年)のオドレイ・トトゥ。そして2人を追いかけまわすファーシュ捜査官役は、日本のCMなどでもおなじみジャン・レノが演ずることになりました。

ジャン・レノは小説のイメージからかなりのハマり役だと個人的に思ってます。熱血漢のキャラをどう演じてくれるかが楽しみ。ヌヴゥー役のオドレイ・トトゥにいたっては、ちょっとばかり意外な感じがしないでもない……。私の予想ではソフィー・マルソーだったんですがねぇ(笑)。小説を実際に読まれた方はどう思いますか?

余談ですが、宮崎駿の「紅の豚」ってアニメがあったじゃないですか。あれがフランスで公開された時、主人公のポルコ・ロッソ(豚さん)の声を吹き替えたのがジャン・レノだったそうですね。渋い声ぴったり(爆)。

さてさて。とにかくウォール真木が個人的に、かなり珍しく首を長くしている「ダ・ヴィンチ・コード」。撮影開始が今年の5月、アメリカでの公開は2006年の5月とのことですので、これからも随時最新ニュースをチェックしていくつもりです。しかし先は長いなぁ……(涙)。

それより、ラングドンが登場するもうひとつの小説「天使と悪魔」も映画化してほしいですぅっ!!

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