隠れた演技派、佐藤仁美とは。

2004/12/15 09:50 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


そう、なにやら佐藤仁美の良い評判を最近よく耳にするなりよ。佐藤仁美といえば、1995年に「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリに輝き、将来のホリプロを背負う人材として当初から期待されていた人材。でも、後輩の深田恭子や平山あや、石原さとみといったグランプリ受賞者に比べると、あまりパッとした活躍はして来なかったなりよね。

佐藤仁美は1979年生まれの現在25歳。デビュー作は氷室冴子原作の「海がきこえる〜アイがあるから」のドラマ版(テレビ朝日系)で、武田真冶や高岡早紀、袴田吉彦らと共演しているなり。ここから女優としての道を歩むことになるなりが、これまで最も佐藤仁美が注目を集めたのは、1997年に公開された映画「バウンス koGALS」(原田眞人監督)。この作品で渋谷のコギャルのリーダー役を演じ、見事にブルーリボン新人賞受賞、キネマ旬報新人女優賞受賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞など、映画賞を総なめにしたなりね。ただ、後にも先にも、表彰されるような派手な高評価を受けたのはこの作品のみ。かれこれ7年も前の話になるなりね。

ドラマには「イグアナの娘」(テレビ朝日系)、「ビーチボーイズ」「ボーイハント」「太陽は沈まない」「いつもふたりで」(フジテレビ系)、連続テレビ小説「あすか」(NHK)、「砂の器」(TBS系)などに出演。コンスタントに出演しているなりが、パッと華があるタイプでは無いので、脇役に回ることが多いなりね。しかも、あまりインパクトに残る味わい深い脇役、という感じでは無かったように思うなりよ。ホリプロ枠で起用されている女優さん、といった感じだったなりね。

そういえば女優業のかたわら、バラエティ番組に進出していたこともあったなり。「ジャングルTV タモリの法則」(TBS系)にアシスタントとしてレギュラー出演していたなりよね。コ○助はこの番組内での佐藤仁美は結構好きだったなりが、その後ほかのバラエティ番組でほとんどお見かけすることが無かったことを考えると、一般的な評価はそれほど良くなかったということなりか。

そんな経歴を持つ佐藤仁美なりが、現在NHKで放送されているドラマ「アイ’ムホーム」に出演、ハマリ役との賛辞が飛んでいるなりね。このドラマでは主演の時任三郎の元愛人役を演じているなりが、これが実に愛人っぽい(笑)。コ○助も「アイ’ムホーム」は欠かさず見ているなりが、少し疲れた感じや、細すぎず、太すぎずのムチムチ感(←オッサン臭い表現)、変に落ち着いてしまっている雰囲気などが非常に元愛人役にマッチしているなりよ。このドラマを見るまでは、女優としての佐藤仁美はノーマークだったなりが、ちょっと今後出演番組はチェックしていきたいと思わせるほどなり。

次のクールのドラマには今のところ出演予定は無いなりが、目にする機会があれば、脇役として一皮むけた感じの佐藤仁美にご注目下さいませ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.