ヒットを飛ばす映画「いま、会いにゆきます」の中身。

2004/11/08 18:45 Written by コ○助

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10月30日に公開され、興行収入ランキングでも初登場2位を記録するなど、順調な出足を見せている竹内結子主演の映画「いま、会いにゆきます」。もともと原作がベストセラーとなった小説だけあって、映画化された時点でヒットが約束されていたようなものなりが、最終的な興行収入は30億円に届くのではないかと見られているなりね。邦画で30億円というのはかなりのもの。80億円以上の興行収入を記録した「世界の中心で、愛をさけぶ」には及ばないものの、セカチューほど下馬評が高くなかったことを考えれば30億円でも御の字といった感じなり。

「いま、会いにゆきます」は死んだはずの妻が記憶を無くした状態で一時的に現実世界に戻ってくるという、どこかで聞いたことがあるようなストーリー。でも、映画版は原作を忠実に再現しているだけでなく、演出の上手さや出演している役者の演技、そしてムードを高めているオレンジレンジによる主題歌「花」によって、かなり「泣ける」作品に仕上がっているというなり。竹内結子は泣く演技は上手いし、中村獅童も良い役者なりからねぇ。まだコ○助は観ていないなりが、予め「泣ける」という評判を聞いて身構えていたとしても、泣く自信があるなり(笑)。

気になる内容に対する評価なりが、これについてはゲンダイネットに映画評論家の言葉が出ているなりよ。
「ストーリーだけ聞くと、ファンタジックだけど陳腐なラブストーリーに思えますが、映画の作りとシナリオがしっかりしているから、死んだはずの妻が突然現れるという奇想天外な設定も理由付けは十分。違和感はありません。見て損はない作品です」(映画批評家・前田有一氏 ゲンダイネット)
この作品の監督を務めているのは土井裕泰監督。TBS系のドラマの演出でその名を知られた人物なり。過去の演出作品を簡単に振り返ってみると。

1995年 愛していると言ってくれ(豊川悦司、常盤貴子)
1996年 真昼の月(織田裕二、常盤貴子)
1997年 青い鳥(豊川悦司、夏川結衣)
1999年 魔女の条件(松嶋菜々子、滝沢秀明)
2000年 ビューティフルライフ(木村拓哉、常盤貴子)
2001年 friends フレンズ(深田恭子、ウォンビン)
2001年 Love Story(中山美穂、豊川悦司)
2001年 ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(滝沢秀明、深田恭子)
2002年 太陽の季節(滝沢秀明、池脇千鶴)
2002年 夢のカリフォルニア(堂本剛、柴咲コウ)
2003年 マンハッタンラブストーリー(松岡昌宏、小泉今日子)
2003年 GOOD LUCK !!(木村拓哉、柴咲コウ)
2004年 オレンジデイズ(妻夫木聡、柴咲コウ)

なにげにコ○助はほとんどの作品を観ているなりねぇ。コメディ要素の強い「マンハッタンラブストーリー」は別にして、だいたい何か大きな障壁を乗り越えて恋愛する、というパターンが多いように思うなり。涙を誘う、感動的なドラマには定評のある演出家なりね。

映画のヒットと共に、「いま、会いにゆきます」の原作の小説も飛ぶように売れているようで、書店で品切れのところも目立つようになってきているなり。コ○助は活字で泣いた経験はほとんど無いなりが、映画版を堪能するためにも、時間を見つけて久しぶりに原作の小説も読んでみるとするなりか。

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