開発者が語る「iPod Photo」の特徴とは。

2004/11/02 16:09 Written by コ○助

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待望のカラー液晶搭載モデルながら、2インチの小さな液晶に写真を表示させる機能が必要なのかという点を巡って賛否両論の「iPod Photo」。通常の「iPod」の40GBモデル(44,940円)と「iPod Photo」の40GBモデル(57,540円)では単純に13,000円以上の価格差があるので、カラー液晶と写真表示機能にその価格差分の価値が見出せるかどうかが購入の際のポイントになっているなりね。

では「iPod Photo」はモノとしての完成度はどうなのか、という点が気になるなりが、「iPod Photo」の開発を担当した米Appleのスタン・エン氏が5つの特徴を披露しているなりよ。デジタルARENAの記事をもとに簡単にまとめてみると。

・簡単なホイール操作で写真表示ができる機能
・写真をいくらでも詰め込める40GBの大容量
・テレビに出力して写真を表示できる機能
・カラー液晶採用でカラフルになったメニューや音楽再生中の表示画面
・パソコンとの連携などトータルな使いやすさ

機能らしい機能としては最初の写真表示とテレビ出力、カラー液晶の3つくらいで、残りの2つは通常の「iPod」にも言えることなりよね。まず写真表示の機能なりが、一覧画面に表示させる25枚のサムネイルを独自に生成させることで表示速度を高速化、画面をスクロールする際に全くフラストレーションを感じさせない工夫が凝らされているというなり。ホイールをクルクルと触ったときの感覚と画面の動きが一致していないときっとイライラしてくると思うなりが、滑らかにスクロールするというのは良い感じなりね。

テレビ出力は音楽再生ができる強みを活かしてBGM付きのスライドショーができるのは楽しそう。また、ちょっとしたプレゼンなどにも活用することができそうなり。パソコンに依存せずに写真をスライドショーできるというのは、案外探せば利用シーンは多いかもしれないなりね。子どもの写真をまとめて「iPod Photo」に詰め込んで、帰省したときに祖父母に孫の写真を見せてあげる、とか。

カラー液晶の採用によって表現力が増したことで、スケジューラーやソリティアなどのゲームがカラーで遊べるようになったのも確かに良い点。まあそれほど本格的なスケジューラーでも、ゲームでも無いなりが、モノクロよりはカラーのほうが楽しいのは確かなり。
ちなみに、インプレスに「iPod Photo」のレビュー記事が載っていたので、併せてご紹介しておくなりね。

「第4世代iPodの40GBモデルと比較すると、1.5mm厚く、5g重い」
「まず驚かされるのがレスポンスのよさだ」
「iPodはホイールで大量の音楽を軽快にブラウズできるインターフェイスが魅力のひとつだが、iPod Photoの写真機能でも同じようなレスポンスが実現されている」
「スクロール中に次のサムネール画面が表示されるまで待たされる、ということはない。フルスクリーン表示も高速だ」
「写真の拡大表示ができないとか、サムネールとアルバム管理だけではやっぱり写真の検索が大変とか、問題点はいくつかあるものの、『写真をいつでもどこでも誰かと共有して楽しむ製品』として割り切られたiPod Photoは、現時点でのこうした問題への最善の解答だろう」

写真も音楽も楽しみたいという人は、ぜひ購入を検討して下さいませ。

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