明治大学の一場靖弘投手が謝罪会見「恥ずかしい」。

2004/10/28 20:56 Written by コ○助

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巨人、横浜、阪神と立て続けにスカウトからの金銭授受が発覚、希望する球団への入団がことごとく消滅してしまった一場投手なりが、29日に謝罪会見を行ったなり。金銭授受自体は以前からプロ野球の悪しき慣習として公然の秘密だったため、一場投手だけが槍玉に挙げられてしまったことに同情する声が多いなりが、そんな中、一場投手がどのようなことを語るのかに注目が集まっていたなりね。

「ルールを破り恥ずかしい。自分の不注意でご迷惑をかけ申し訳ありません」
「最初は(金銭を受け取ることに)疑問があったが、次第に断る言葉をなくしてしまった」
「横浜には60万円、阪神には25万円をもらった」
「自分から言える立場ではないが、できれば日本のプロでプレーしたい」
「(メジャーは)罪を償わない限り、考えるべきではない」

一場投手もプロ野球の球団から金品を受け取ることを禁止する日本学生野球憲章の存在は知っていたはずなので、恐らく「最初は(金銭を受け取ることに)疑問があった」という言葉は本当だと思うなりよ。スカウト側が「慣例だから」と無理に押しつけたような状況は容易に想像できるなりよね。

まあ受け取ってしまった時点で一場投手にも非があるのは事実なりが、希望球団にも行けず、大学野球部も退部するハメになったということで十分に社会的な制裁は受けているだけに、すでに救済に名乗りを上げている中日や日本ハムがちゃんとドラフトで指名して、プロ野球への道を開いてあげられると良いなりね。

今回の一件はなにも一場投手だけの問題ではないので、これを契機に自由獲得枠を含めたドラフト制度の在り方を議論する方向に向くことに期待したいものなり。

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