テレビ朝日系ドラマ「黒革の手帖」が「渡る世間は鬼ばかり」に勝利。

2004/10/16 11:50 Written by コ○助

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10月14日にスタートした米倉涼子主演の「黒革の手帖」なりが、初回の視聴率が17.4%を記録。裏番組の、この時間帯では絶対的な強さを誇って来たTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の17.0%を上回る快挙を達成したなり。1990年10月に「渡る世間は鬼ばかり」がスタートして以来、テレビ朝日の番組の視聴率が上回ったのは初めてのこと。原作が強力な松本清張とはいえ、ここまで視聴率を取るとは、少し意外な感じもするなり。

「黒革の手帖」は銀行の女子行員(米倉涼子)が横領した1億2000万円を元手に、銀座のホステスとして夜の世界をのし上がっていく様を描いた作品。ライバルホステスとの間で繰り広げられるドロドロとした「女の戦い」が見どころで、米倉涼子が初の悪女役に挑戦していることでも話題となっているなりね。米倉涼子以外の出演者は仲村トオル、釈由美子、室井滋、渡辺いっけい、柴吹淳、吉岡美穂、山本陽子、柳葉敏郎、津川雅彦、小林稔待などなど。ライバルホステス役を演じているのは釈由美子。「2億円を貢がせる悪女」役らしいなり(笑)。なんだか似合ってるなりねぇ……。

このドラマ、1982年にも山本陽子、田村正和、三国連太郎という蒼々たる顔触れで連続ドラマ化されているなりが、この時も高視聴率を叩き出していたようなりよ。「白い巨塔」「砂の器」など、リメイクドラマが次々に高視聴率を獲得しているなりが、「黒革の手帖」も上手いことこの流れに乗った感じなりね。こうリメイク成功が続くと、今後もまだしばらくはリメイクドラマの流れは続いて行きそうなりか。

ちなみに、10月スタートの新ドラマはまだ出揃っていないなりが、これまでに判明しているドラマの初回視聴率をチェックしておくと。
日本テレビ系「一番大切な人は誰ですか?」(岸谷五朗、宮沢りえ) 15.5%
TBS系「ホットマン2」(反町隆史、伊東美咲) 12.2%
TBS系「夫婦。」(田村正和、黒木瞳) 18.0%
フジテレビ系「ラストクリスマス」(織田裕二、矢田亜希子) 22.3%
フジテレビ系「めだか」(ミムラ) 12.9%
フジテレビ系「マザー&ラヴァー」(坂口憲二、篠原涼子) 15.5%
フジテレビ系「大奥 第一章」(松下由樹) 16.6%
テレビ朝日系「相棒」(水谷豊、寺脇康文) 14.5%
テレビ朝日系「黒革の手帖」(米倉涼子、釈由美子) 17.4%

この秋ドラマのクールは、前クールに比べるとどのドラマも好発進といった感じなりね。コ○助が見ている「めだか」の視聴率がかなり低いのがちょっと寂しいなりが(笑)。「黒革の手帖」と「一番大切な人は誰ですか?」の初回を見逃してしまったのが、かなり痛いなりねぇ。

皆さんはこのクール、どのドラマを見ているなりか? 「黒革の手帖」が何やらダークホースになりそうな予感もするだけに、初回見逃してしまった人もぜひチェックして下さいませ。

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