話題の名古屋料理「赤から鍋」を体験。

2004/10/05 21:22 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


先月、Narinari.comでもご紹介した名古屋発の新料理「赤から鍋」を覚えているなりか? 昔からの定番名古屋料理の「味噌カツ」や「味噌煮込みうどん」、「手羽先」といったものは今年の大名古屋ブームによって一通り紹介され尽くした感があるなりが、そんなブームの中にあっても、あまり紹介されているのを見たことが無かったのが、この「赤から鍋」だったなり。「紹介されていない=名古屋名物ではない」という可能性も否定はできないなりが、まだ誕生から歴史浅いメニューなので、扱いが小さいのは仕方がないかと。

「赤から鍋」とは、秘伝の赤みそと赤唐辛子を配合した激辛鍋。これからの季節、身体がホットになりそうなお鍋料理なり。客の好みによって「赤1番」〜「赤10番」までの辛さを指定することができる「CoCo壱方式」を採用。いや、「CoCo壱番屋」と「赤から鍋」は直接何も関係ないなりが、同じ名古屋発祥ということで、システムも似てるのかなぁ、とパッと思ったなりね(笑)。鍋に張られたスープの中に減農薬野菜、ホルモン、つくね、油揚げ、豆腐などを投入。具をさらったあとはうどん、ラーメン、雑炊のいずれかを〆として選び、具材から出たダシを取りこぼすことなく、食べることができるわけなり。

この紹介記事を書いてからというもの、コ○助は「赤から鍋」が食べたくて仕方がなかったなりよ。自分で書いておいて、自分が食べたくなるのでは世話無いなりが、居ても立ってもいられなくなったので、9月下旬のある日、東京・六本木にある「赤から鍋」を提供するお店「赤から」へと向かったなり。ちなみに、「赤から」は東京に2店舗。六本木と渋谷にあるなりね。

毎度おなじみの六本木交差点から徒歩数秒のところに、「赤から」六本木店はあるなり。ビルの地下へと階段を下りて店に入ると、少々狭めながら、落ち着いた雰囲気の、なかなか良さそうな店内なりね。手羽先の「世界の山ちゃん」や味噌かつの「矢場とん」といった名古屋モノ独特の大衆臭さがあまりなく、ちょっと小洒落たバーのような雰囲気。これは六本木という土地を意識してのことかもしれないので、ほかの店舗がどうなのかは分からないなりが、少なくとも六本木店は好感度高いなりよ。

いろいろとメニューから注文してみたなりが、やはりメインは「赤から鍋」。辛いのが好きなコ○助は、とりあえず「赤7番」(10段階中7番目の辛さ)を注文してみることに。すると、テーブルにコンロが運ばれ、溢れんばかりの具材を詰めた鍋がセッティングされ、待つこと10分ほど。グツグツと煮えた「赤から鍋」。フタを開けたときに味噌の甘い匂いが漂ってきて、かなり食欲をそそるなり。

目の前でグツグツ煮えているので当然アツアツなりが、ハフハフしながら一気にガッと……と擬音ばかりでお届けしたくなるほど、無我夢中になった食べたなりよ(笑)。最初は辛いだけの鍋なのかなぁ、という懸念もあったなりが、赤みそを配合していることで、こっくりとした感じと、甘みが加わって、辛さをまろやかにしているなりね。これはウンマイ! ウンマイのに1人前が950円というのも非常にリーズナブルで嬉しいところ。ボリュームも結構あるので、コ○助はこれから愛用してしまいそうなお店だったなり。

「赤から」は愛知県内に5店舗、東京に2店舗とまだまだ数は少ないなりが、味は良いので、知名度が上がればどんどん店舗も増えて行きそうな予感。「世界の山ちゃん」や「矢場とん」が出店攻勢をかけているように、「赤から」も数年後には大きなチェーンになっているかもしれないなりね。機会があればぜひお試しあれ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.