岡山でポピュラーな料理「えびめし」とは。

2004/09/13 12:06 Written by コ○助

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えびめし、えびめし、えびめし……。友人から聞かされたこの単語。実に単純な名前なりが、どうもコ○助の脳内にはえびめしという単語はインプットされていないようなり。えびめしって知ってるなりか? 最初にコ○助がその単語から想像したのは、えびの身とえびミソをご飯と一緒に炊き込んだもの。これはどこかの漁師料理として「食いしん坊万歳!」的な番組で見たことがあるような気がするなりが、その記憶も定かではなく。まるでなぞなぞのようなえびめしという単語に思いを馳せていたなりね。

しばらくして、友人から読売新聞に掲載されたえびめしに関する記事のURLが送られてきたなり。なんでもえびめしというのは「岡山っ子の好みをダイレクトに反映している」ものなのだとか。岡山っ子というくくりが成立するほど、岡山に独特な好みがあるのか、という突っ込みをしつつ記事を読み進めていくと。えびめしの作り方は結構簡単そうで、「フライパンにマーガリンを入れて熱し、玉ねぎとマッシュルーム、えびを加えていため、ごはんを入れて塩・胡椒、最後にえびめしソースをからめる」とあるなり。えびめしソース?(笑)。「できあがったえびめしは、ごげ茶色のチャーハンといった感じ」「えびめしソースを舐めてみると、ウースターソースの中にケチャップ味がひそみ、ぴりぴりっとくる辛さがある」とあるなり。なるほど、えびの入ったソースチャーハンみたいなものなりか。と、簡単に言ってみたものの、ソースでチャーハンを作ったことが無いので味の想像がイマイチぼやけているなりが。

このえびめし、もともとは東京・渋谷にある老舗カレー店「いんでいら」のメニューだったなりが、この店で働いていた出井達海さんという人が故郷の岡山にメニューを持ち帰り、「えびめしや」というチェーン店を展開したところ、岡山で大当たり。現在、県内に7店舗も構えているというなりよ。渋谷発、岡山着。なんとも不思議な料理なりね(笑)。ちなみに「えびめしや」では、「えびめし+とんかつ+みそ汁」「えびめし+ハンバーグ+スープ」「オムえびめし」といったメニューを用意しているなりね。非常にボリューム満点といった感じなりね。基本的には洋食屋さんのようなり。

えびめしについては泉麻人も触れたことがあって、その第一印象について「えびめし、の品書きを最初見たとき、かにめしからの連想で酢メシに蒸しえびをのせたチラシ寿司(ずし)、のようなものをイメージした」と語っているなり。やはり、えびめしと聞いて、茶色いチャーハンのようなものを想像する人は少ないなりよねぇ。岡山の人は、本当にえびめしといえばすぐにピンと来るなりか? 知り合いに岡山にゆかりのある人がいないので確かめる術もなく、不安なまま書いているなりが、本当にポピュラーなりかね(笑)。

ま、東京でも食べられるメニューなので、一度は渋谷の「いんでいら」を訪れてみようとは思うなり。えびめし、えびめし、えびめし……。まだまだ知らない料理は多いなり。

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