夏の風物詩、「麻布十番納涼まつり」始まる。

2004/08/20 21:34 Written by コ○助

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東京の麻布十番といえば以前は交通の便が悪かったため、都心に位置しているにも関わらず、あまり多くの人が流入して来ない土地だったと言われているなりよね。そのため、芸能人などのお忍びスポットになった、というのは有名な話。麻布十番に限らず、近隣の六本木や西麻布周辺も同様の理由でお忍びスポットだったわけなりが、近年は東京メトロの南北線と都営地下鉄の大江戸線が相次いで開通し、交通の便が飛躍的にアップしたことから、多くの人が流入する街に変貌を遂げて来ているなり。特に、六本木ヒルズが開業してからのマスメディアのこの界隈の取り上げ方は尋常じゃないなりからねぇ。

「麻布十番納涼まつり」は今年で16回目(たぶん)を迎えた東京の夏の風物詩的なお祭り。七夕祭りや阿波踊りのように何か大きなイベントがあるというわけでは無いなりが、昨年は3日間で10万人以上の人出があったのだとか。やはり、地下鉄や六本木ヒルズの効果で、それまでやって来なかったような層がずいぶんと流れて来ているようなりね。昨年の「麻布十番納涼まつり」のときに、コ○助も麻布十番の側を通りかかったなりが、まあえらい人、人、人……。浴衣を着た若い人たちと、土地柄出勤前の水商売のお姉さんと思われる人たち、地元住民と思われる、ブランドモノで身を固めたようなマダム、そして同じく地元住民と思われる子どもたちが渾然一体となって、不思議な絵面を作り上げていたなりね。

このお祭りの特徴は、麻布十番の通りという通りに出店が並ぶほか、周辺に点在する各国大使館が屋台を出して、各国の料理を振る舞うところ。今年も約30か国の大使館が屋台を出店するというなりよ。先週、テレビ東京の「出没!アド街ック天国」を見ていたら、この麻布十番を「麻布十番納涼まつり」と絡めて紹介していたなりが、アルゼンチンの大使館の人たちが今年はどんな料理を出すかという企画会議をしていたなりね。大使館の人たちにとっても、毎年楽しみなお祭りのようなり。

と、いうわけで、コ○助もどんなお祭りなのか見に行ってみようと、今年は実際に「麻布十番納涼まつり」に行ってみたなり。現地に到着したのは夕方4時半頃だったなりが、平日の昼間、まだ就業時間中だというのに、人だらけ。まあ全体的にこの時間帯は若い人が目立っていたので、夏休み中の大学生とか、子どもとかが多かったのは確かなりが、良い年した人も結構あちこちにいたなりよ。って、コ○助も良い年したオッサンに違いないなりが(笑)。屋台の量はかなり多くて、混雑の中、全部見て回るのは至難の業。各国大使館の屋台が集っている「国際バザール」も行列ができていて、なかなか食べたいものには有り付けない感じだったなり。夕方でこれだから、夜になったらいったいどんな混雑ぶりになるのやら。

「麻布十番納涼まつり」の日程は、今日20日と、21日、22日の3日間。盆踊りや骨董市、寄席、おはやし、大道芸人などなど、いろいろなイベントが催されるようなので、東京在住で興味ある方はぜひ。混雑し過ぎて大変なこと間違いなしなりが……。

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