来年にもiTunesが携帯電話でも利用可能に。

2004/07/27 23:24 Written by コ○助

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と、言ってもアメリカでの話なりが、26日にアップル・コンピュータとモトローラから、画期的な提携が発表されたなり。提携の内容は、欧米で猛烈な人気を博している音楽配信サービスの「iTunes Music Store」からダウンロードした楽曲ファイルを携帯電話でも再生できるようにするもので、アップル・コンピュータは携帯電話向けに「iTunes」ソフトウェアの新バージョンを開発、モトローラは来年上半期にも発売される新端末にデフォルトの音楽アプリケーションとして搭載することになったようなり。ひょっとすると、アメリカではこれを機に、「携帯電話で音楽を聴く」というスタイルが、一気に花開くかもしれないなりね。

アップル・コンピュータはこれまでたびたび携帯電話端末への参入を噂されたことがあったなりが、自ら端末開発を行うのはリスクが高いという意味で、その信憑性は低いと言われて来ているなり。確かにアップル・コンピュータの技術力を結集し、携帯電話のOSからデザインまで全てがアップル・コンピュータ製という夢のような携帯電話があればコ○助のような林檎好きはすぐに飛びつくと思うなりが(日本では販売されなくとも)、ノキアやモトローラといった大手ですら、近年は端末販売が振るわない状況が続く携帯電話市場だけに、アップル・コンピュータが参入することは考えにくいというのが一般的な見方なりね。

ただ、アップル・コンピュータが携帯電話市場に興味を持ち続けているのは事実。自ら端末開発はしなくとも、ソフトウェアの面でこの市場を虎視眈々と狙っているのは、携帯電話とMacを連動させる「iSync」のようなソフトウェアを見ても明らかなりよね。今回、「iTunes」を携帯電話に搭載することが発表されたなりが、全世界に何億といる携帯電話ユーザーが「iTunes Music Store」の新たな顧客になる可能性を秘めていると考えたら、アップル・コンピュータにとっては相当大きな提携だと言えそうなりね。

日本でも「携帯電話で音楽を聴く」流れは着々と出来つつあるなりが、音楽配信のシステムの部分で躓いている感が否めないのは事実。パソコンから転送すると言っても、日本ではパソコンで利用できる音楽配信サービスが貧弱すぎるし、携帯電話に直接配信するスタイルはパケット代のことを考えるとまだまだ現実的とは言えないし。何年も世界に先行してきた日本の携帯電話のサービスが、この分野ではアメリカに遅れを取ることになるかもしれないなりね。正直、かなり羨ましいなりよ。コ○助もアメリカに住んでいたら、迷わず「iTunes」が搭載された携帯電話を購入するのに。

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